ケータハム・セヴン620Rがデビュー
公開 : 2013.07.09 18:00 更新 : 2017.06.01 02:16
ケータハムは、今週末のグッドウッド・スピード・オブ・フェスティバルで、史上最速のロード・ゴーイング・モデルであるセヴン620Rを発表する。このセヴン620Rは、これまでのR500に代わる最上級モデルとなる。
エンジンは、R400やR500に搭載されたスーパーチャージャー付きの2.0ℓのフォード・デュラテックだが、そのパワーは311bhp/7700rpm、トルクは30.3kg-m/7350rpmだ。
パフォーマンスは0-96km/hが2.79秒と公表されている。
重さはまだ発表されていないが、パワー・ウエイト・レシオは620bhp/トンとなる。
620Rは、ガンメタルのシャシーを特徴とし、ノーズ・コーンもレースで開発されたエアロダイナミックなものに変えられている。タイヤはエイボンのZZRが装着されている。また、インテリアについてもパフォーマンスとエルゴノミクスの面からアップグレードされたスイッチギアでアップグレードされているという。また、カーボンファイバー・シートとQ/Rレース・ステアリングを装備する。
価格はR500よりも£7,500(113万円)高い£49,995(690万円)と発表されている。
ケータハム・カーズのCEO、グレアム・マクドナルトは以下のようにコメントしている。
「620Rは、これまでで最もハードコアなセヴンだ。われわれはよりパフォーマンスを持ったセヴンが望まれていたことを知っている。620Rはドライブするのに充分な価値があり、楽しいクルマであることは間違いない。」
この新しい620Rは、グッドウッドでケータハムのF-1ドライバー、シャルル・ピックとGP2ドライバー、アレクサンダー・ロッシによってデモンストレーション・ランが行われる予定だ。