マツダ ロータリー・エンジン復活を予告 中国のSNSに投稿
公開 : 2019.09.25 20:50 更新 : 2019.09.25 22:07
スポーツカー用シャシーのパテントも
最近のマツダのエンジン開発は、市販車として世界初となるガソリンで圧縮着火を実現したスカイアクティブXエンジンに注力し、新型マツダ3とCX-30に搭載して発売した。
1967年に発表されたコスモスポーツは、ドイツのNSUから協力を得てマツダが開発したヴァンケル型ロータリー・エンジンを搭載していた。ピストンの代わりにローターを使うこのエンジンは、伝統的なガソリン・エンジンと比べると、出力を落とさず小型・軽量に作ることができる。
RX-8の生産終了後も、マツダ独自の技術であるロータリー・エンジンは、米国のプロ・マツダ・チャンピオンシップ(現在のインディ・プロ2000チャンピオンシップ)で使われるシングルシーターのマシンに搭載されてきた。
なお、マツダは先日、フロント・ミドシップのスポーツカー用と思われる軽量シャシー構造に関するパテントを取得した。その比較的小さなエンジンベイには、コンパクトなロータリー・エンジンが収まるのではないかと見られている。