次期型アウディA3 ほとんどカモフラなしの姿で路上テスト中
公開 : 2019.09.29 20:50
リフトバックが新登場
第4世代となる新型A3はまず、来年前半に5ドア・ハッチバックが発売になる見込みだ。これは2012年のジュネーブ・モーターショーで発表された現行型の後継となる。全長と全幅が大きくなるが、トレッド幅は現行と変わらず、ホイールアーチが拡大される。
最新のメルセデス・ベンツAクラス・セダンに対抗する新型A3セダンは、2020年内に登場するはずだ。最後に加わる5ドア・リフトバックは、おそらく2021年以降になるだろう。
新型A3に用意されるエンジンは、1.0L直列3気筒と、1.5Lおよび2.0L直列4気筒のガソリン・ターボ。そして2.0L直列4気筒ディーゼルには3種類の異なるチューニングが設定される。フォルクスワーゲン・パサートGTEのドライブトレインを使ったプラグインハイブリッドも加わるだろう。アウディはMEBアーキテクチャによる新しいハッチバック型EVを開発中であるため、A3のEV版は登場しない。今年のジュネーブ・モーターショーで発表されたQ4 eトロンが、それまで同社の最もコンパクトなEVとなる。
A3シリーズで最も販売が少ないカブリオレの後継が用意されるかどうかは不明だ。コンバーチブル市場の現状や、フォルクスワーゲン・グループが同じCセグメントのビートルを生産終了したことを考えれば、その可能性は低いと言えるだろう。