アウディ 電動4ドア・クーペを開発中 ベースはポルシェと共同開発

公開 : 2019.10.06 22:50

4種類のEVプラットフォームを使い分け

アウディではPPE以外にも3種類のEVプラットフォームを使用する。既に発表済みのeトロンには、 内燃エンジン搭載モデルと共有するMLB Evoプラットフォームを改変したものが使われている。間もなく発表予定のeトロン・スポーツバックと、それに続く3番目の派生モデルについては、どのプラットフォームが使われるか、まだ明らかにされていない。

そして現在市販化に向けて開発が進められているeトロンGTは、ポルシェタイカンの姉妹車となる。これはポルシェが高性能モデル向けに独自開発したJ1アーキテクチャが使われる。

J1プラットフォーム
J1プラットフォーム

アウディはまた、フォルクスワーゲン・グループのMEBプラットフォームを使った量販モデルも開発中だ。MEBはフォルクスワーゲンをはじめ同グループのセアトスコダでも使用されている。アウディのMEBを使った最初のモデルは2020年、Q4 eトロンとして市場に投入される予定だ。

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