ダットサン・ゴーをインドで発売
公開 : 2013.07.16 10:11 更新 : 2017.06.01 02:16
日産は新興成長市場用としてダットサン・ブランドを30年振りに再起動した。
ダットサン・ゴーと名付けられたこのモデルは、インドで400,000ルピー(66万円)で販売される5シーターのハッチバックだ。エンジンは、1.2ℓのガソリンで、5速マニュアル・ギアボックスが組み合わせられる。サイズは、全長3785mm、全幅1635mmとほぼマイクラと同じサイズだが全高は1485mmと40mm低い。ホイールベースもマイクラと同じだ。
装備はMP3ドッグとエアコンが標準だ。
インドの報道によれば、この他にもダットサンは、240,000ルピー(40万円)程度のエントリー・モデルを考えているようだ。これは最も高価なタタ・ナノよりも£200(3万円)程度高いだけの設定という。
ゴーはインドで開発され、その生産もインド・チェンナイ近郊のオラガダム工場で行われる。
ダットサン・ブランドの責任者であるヴァンサン・コベは、「インドやインドネシア、ロシア、南アフリカのような国で、お客様が初めてクルマの所有を検討するとき、まずその方は、クルマを買うことを夢のように感じます。その夢を実現させるためには、アクセス(入手のしやすさ)が必要であり、ブランドとの一体感がなければいけません。また、このクルマの購入のために、彼らは自分の可処分所得の大半を費やすことから、ブランドと商品に対して全幅の信頼が置けることが重要となります。Dream(夢)、Access (アクセス)、Trust(信頼)は、ダットサンブランドが体現する重要なブランド価値なのです。」とコメントしている。
また、ダットサンモデルは、各市場向けに開発される予定で、ダットサン・ゴーは、2014年後半にインドネシア、ロシア、南アフリカで発売予定のダットサン・ラインナップの第1号のモデルとなる。