新型フォルクスワーゲン・ゴルフ 外観写真、インターネット上に流出 フロント明らかに
公開 : 2019.10.17 11:50 更新 : 2019.10.17 11:55
正式発表前の新型フォルクスワーゲン・ゴルフの写真が、スロバキアのフォルクスワーゲン・ファンによるサイトに投稿されました。今まで路上で目撃されたテスト車両では巧妙に隠されていたフロント周りも、すべて明らかになってしまいました。
正式発表は10月24日
今月中に予定されている正式発表を前に、新型フォルクスワーゲン・ゴルフの写真がインターネット上に流出してしまった。
この写真は、スロバキアのフォルクスワーゲン・ファンが運営するサイトに投稿されたもの。量産開始初期の車両と思われる。ホイールのサイズが小さいところを見ると、おそらく価格の安いグレードだろう。
8代目となる新型フォルクスワーゲン・ゴルフは10月24日に、ドイツ・ウルフスブルクにあるフォルクスワーゲン本社で正式発表される予定だ。これに先駆け、同社は先日、新型ゴルフのスケッチを公開している。
また、これまで既に様々な段階のカモフラージュを施したプロトタイプが、路上テスト中の姿を目撃されている。とはいえ、新デザインのグリルやフロントバンパーがここまで明らかになったのは、これが初めてだ。
上下に幅が狭いグリルの中央には、フランクフルト・モーターショーで発表された新ロゴマークが確認できる。ヘッドライトの上にLEDのライトが備わることも予想どおりだ。
スケッチではこの部分が、グリルの幅いっぱいに内蔵されたLEDライトストリップとつながって光っていた。だが、写真の車両ではクロームのモールが取りつけられているようにも見える。光るグリルは上級グレードのみの装備なのかもしれない。
よりダイナミックなデザインに
基本的なデザインが劇的に変わることなく、ゴルフの伝統を受け継いでいることも、フォルクスワーゲンの幹部から聞いていた話の通りだ。
同社の技術部門を率いるフランク・ウェルシュは8代目ゴルフのデザインについて、「初代から2代目に変わったときと同じです。違いはとても小さく見えますが、明らかな進化を遂げています。よりダイナミックになります」と語っていた。
8代目ゴルフは7代目よりトレッドが拡がり、ホイールベースもわずかに延長されて、室内と荷室が広くなると言われている。
生産性の効率を上げるため、従来の3ドア・ハッチバックは廃止されるものの、ステーションワゴン型のゴルフ・ヴァリアントは、8代目にも加わる見込みだ。