新型VWゴルフ インテリア写真、初の流出 大型スクリーン確認
公開 : 2019.10.17 17:50 更新 : 2019.10.18 11:26
正式発表前の新型フォルクスワーゲン・ゴルフの写真が、スロバキアのフォルクスワーゲン・ファンによるサイトに投稿されました。今までスケッチでしか見ることができなかったインテリアも一部が明らかになりました。
2つのディスプレイを搭載
インターネット上に流出した新型フォルクスワーゲン・ゴルフの写真は、先ほどご紹介した外観だけではない。インテリアが明らかになったのは、これが初めてのことだ。
フォルクスワーゲンは以前、インテリアのスケッチを公開している。しかし、写真で見るとドライバーの前に備わるデジタル・インストゥルメントと、その真横に並ぶ大型のインフォテインメント・ディスプレイがはっきりと確認できる。
予想されていたとおり、ボタンやスイッチの類は最小限に減らされているようだ。マニュアル・トランスミッションの設定が残ることも確認された。
また、スケッチから想像されたように、空調の送風口はダッシュボード下側のスリットに統合されている。
コネクティビティによる様々な機能も
この車両がベースモデルかどうかは不明だが、エクステリアから推測すると、デジタル・インストゥルメントや大型ディスプレイは、比較的低いグレードのモデルにも搭載されると思われる。
フォルクスワーゲンは新型ゴルフのインテリアを「ニュー・デジタル・コクピット」という言葉で表現し、「デジタル化とコネクティビティの面において、新たな流行を切り開くインテリアになるだろう」と述べていた。これによって様々な先進運転支援機能と、オンラインを利用した機能やサービスの提供を実現するという。
同社の技術部門を率いるフランク・ウェルシュは、「ゴルフは、いってみればミドル・クラスの低い位置に属するクルマです。そこにわれわれは、上級クラス並みのテクノロジーを導入します。たとえば、車両対車両あるいは車両対周囲をつなぐ情報伝達システムです」と語っていた。
この写真ではわからないが、ウェルシュによれば、音声コントロールや、7色に変えられるアンビエント照明も装備されているという。