富士スピードウェイ 海外から参加の関係者、どう思っている? チーム/WEC主催者インタビュー

公開 : 2019.10.17 18:50

アストン マーティン モータースポーツ広報担当者 Simon Strangさん

「チームはいつも日本に来ることを楽しみにしています。ファンが非常に熱狂的で、FSW自体も非常に歴史があり雰囲気がすばらしいからです」

「そしてアストン マーティンとの相性もよく戦績をあげやすいことも大きな魅力。新しく投入しているヴァンテージGTEも昨年初めてポールポジションを獲得することができ、今年も続きました」

アストン マーティン モータースポーツ広報担当者 Simon Strangさん
アストン マーティン モータースポーツ広報担当者 Simon Strangさん

「ドライバーは富士を気に入っています。チームはさまざまなサーキットに行きますが、FSWは最後にかけてのスピーディーなカーブや連続するカーブが特徴的で、チャレンジング」

「そしてそれらに対応するためにも車のセッティングなどが重要となってきます」

「日本は初めてではない去年のWECも来た。大好きな場所です。日本は自分の歴史をよく理解しており、トラディショナルな面が残されています」

「日本に西洋人として来たときに、ここはまるで別世界だと感じます。人々は皆丁寧で食事も美味しく、常に何か新しいことを吸収できる。電車も恐ろしい精度で運行しています」

「今年は観光しないが、去年は富士山が綺麗に見えるスポットへ行きました」

「FSWのホスピタリティも、大変素晴らしい。言語の問題はあるが、みんな一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれるのでわたしたちは大きな問題に遭遇したことはないですよ」

「サーキットはどこもクリーンで観客もスタッフもみなフレンドリー。素晴らしい。富士山自体もいつもは天候が悪くて隠れていることも多いのだが、今年は綺麗に見られたのでラッキーでした。

FIA WEC主催者はどう思っている? FIA WEC 広報担当者Fiona MILLERさん

「FSWは非常に素晴らしいサーキットで世界でも有数の長さを誇る約1.5kmのストレートをはじめ、実にチャレンジングなレイアウトでテクニックを持ってないと難しいです」

「富士山周辺とのことでいつも天気が晴れになるとは限りませんが、そこもまたチャレンジングな要素だと思います」

FIA WEC 広報担当者Fiona MILLERさん
FIA WEC 広報担当者Fiona MILLERさん

「わたしたちの視点からだと日本人は耐久レースに対して素晴らしい理解があります。特にメーカーとして参戦しているトヨタは盛り上げるのが上手で情熱的で熱狂的なファンがいつも集まってきます」

「FSWはホスピタリティも最高です。わたしたちは毎年、ここに来ることを嬉しく思いFSWの担当チームと協力して仕事が出来ること本当に楽しんでいます」

「彼らの仕事は効率よくそしてフレンドリーだ。一緒に仕事を始めてから8年経ち良好な仕事関係を築けています」

「彼らはわたしたちが何をしたいかを理解しており、わたしたちは彼らの仕事ぶりを理解している。みんなが仕事を楽しむ環境の中、WEC富士は開催されている」

「文化や食事など、さまざまな面で違うことがあるがそれもまた日本に来る楽しみの1つ。日本のどこでも人々はフレンドリー、みな笑顔で接してくれます」

「誰も日本に来て楽しまない人はいないと思う。それほど魅力的な場所だ」

「日本のモータースポーツはより国際的になっており、スーパーGTやスーパーフォーミュラなどのチャンピオンシップなどによって日本のモータースポーツ文化は強固なものとなっています」

「ルマン24hでもより多くの日本チームやドライバーが参戦して来ており、日本のモータースポーツ文化が盛り上がっているのが受け取れます」

「ところで昨日、寿司を食べに行きました。『はま寿司』というお店でした。格式ある店ではなくファストフードのようなものだとは思うが、それでも非常に美味しかった!」

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