アルピーヌの新スポーツカー、ニュルブルクリンクでテスト開始
公開 : 2013.07.19 10:30 更新 : 2017.06.01 02:16
アルピーヌとケータハムのジョイントで製作されているスポーツカーのアルピーヌ・バージョンのテストが初めてニュルブルクリンク・サーキットで行われた。2016年にデビューが予定されている2シーター・リア・ドライブのこの新しいスポーツカーは、ロータスのボディを被せられてテストに入っている。
ニュルブルクリンクでテストを行なっているチームは、ルノースポーツ・モデルにも関与しているサスペンション・スペシャリストのオーリンズだ。ルノーは、このテスト・モデルがアルピーヌのテスト・モデルだとは公式には認めていないが、われわれはこのモデルが新しいアルピーヌであることを確認している。
スティール製のスペース・フレームに、アルミニウム製のコンポジットを被せたストラクチャーを持ち、4輪独立懸架、エンジンは280bhpの2.0ℓターボが搭載される。また、ルノースポーツ・クリオ用の1.6ℓターボも検討中だという。
ケータハムのモデルは、アルピーヌと基本的に同じシャシーとドライブトレインを使用するが、エンジンはトヨタ製になると予想される。
重さは共に1000kg。ポルシェ・ケイマンやアルファ・ロメオ4Cがベンチマークだという。
アルピーヌ・モデルのデザインは、もうすぐゴー・サインが出る予定で、アルピーヌA110からインスピレーションを受けたものになるとされている。ネーミングはまだ決定していない。
ルノーのデザイン・チーフ、ローレンス・ヴァン・デン・アッカーによれば、アルピーヌ・バージョンとケータハム・バージョンは全く異なるスタイルを持つという。トヨタGT86とスバルBRZのような関係にはならないのだという。