フォルクスワーゲンID. 新しいコンセプトモデル 2019年11月19日にLAで発表
公開 : 2019.10.31 17:35
フォルクスワーゲンのEVファミリーへ、新しいモデルが加わることになります。2018年のジュネーブ・モーターショーで発表されたラグジュアリーなID.ヴィジオンが原型となっている可能性が高いようです。
ID.のSUVの次はラグジュアリーサルーンか?
text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)
translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)
フォルクスワーゲンはロサンゼルス・モーターショーに先立って、独自のイベントとしてID.に属するEVの追加モデルを発表するという。コンセプトモデルとして発表され、2018年のジュネーブ・モーターショーで発表されたID.ヴィジオンの発展型だと予想できる。
その可能性の1つは、フォルクスワーゲンが2022年までにEVのエステートモデルを計画していること。ID.ヴィジオンと同じ、MEBプラットフォームを骨格とすることが可能となるだろう。
発表は11月19日にロサンゼルスのピーターソン自動車博物館で行われる。招待者へは「アクセス可能でロックも解除されている」と案内されており、恐らくインテリアも完全に仕上がった状態でのお披露目となるのだろう。
フォルクスワーゲンは同時にそのイベントで、MEBベースの4種類のコンセプトモデルを展示するという。ID.クロスとSUVのID.ルームズ、ID.バズ・カーゴ、オフローダーのID.バギーになるだろう。
フォルクスワーゲンは9月のフランクフルト・モーターショーでEVのハッチバック、ID.3を発表している。また間もなくSUVのID.4も追加となる見込み。先日、厳重なカモフラージュをまとって、走行テストする姿が目撃されている。