新型ホンダ・フィット・ハイブリッドが国内ハイブリッドモデルとして最高燃費36.4km/ℓを達成
2013.07.19
ホンダは、今年9月に発表・発売予定の新型フィット・ハイブリッドにおいて、36.4km/ℓという国内最高の低燃費を達成した。
新型フィット・ハイブリッドは、小型車に最適な1モーターの軽量コンパクトなハイブリッドシステム「SPORT HYBRID Intelligent Dual Clutch Drive(i-DCD、スポーツ・ハイブリッド・インテリジェント・デュアル・クラッチ・ドライブ)」を初めて搭載し、1モーターでありながらエンジンとモーターを切り離して走ることでモーターのみのEV走行を実現している。
SPORT HYBRID i-DCDは、「楽しさ」と「低燃費」を高次元で両立させた新世代パワートレイン技術「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」の一つだという。
新開発エンジンには、直列4気筒1.5ℓの燃費に優れたアトキンソンサイクル(高膨張比サイクル)を採用し、高出力モーター内蔵の7速DCTとリチウムイオンバッテリーを内蔵したIPU(インテリジェントパワーユニット)を組み合わせている。さらに、電力回生効率を高める電動サーボブレーキシステムと、エンジン負荷を低減するフル電動コンプレッサーなどを採用し、従来のIMAハイブリッドシステムに比べ、35%以上の燃費性能向上を達成しているという。
また、SPORT HYBRID i-DCDは、走行状況に応じて、エンジンとモーターを接続・切断することで、モーターのみのEVドライブ、エンジンとモーターのハイブリッドドライブ、エンジンのみのエンジンドライブという3つの走行モードを自動的に選択する。