ロータス、3ヶ年の再生計画

公開 : 2013.07.20 16:24  更新 : 2017.06.01 02:16

ロータスのオーナーであるDRBハイコムは、3ヶ年の再生計画に署名したという。

詳細は不明だが、同社はロータスを破綻させないために£1億(153億円)の投資を行うという。そして、その投資が十分に回収可能であることを確認した。

DBRハイコムのマネージング・ディレクター、カミル・ジャミルはマレーシアのメディアに対して「われわれは問題を整理した上で、前進をはじめている。」と語った。それは、ファイナンシャル、テクニカル、マーケティング、そしてプロダクション計画全てにわたってのことだ。

「われわれは既存のプロダクション・モデルをベースに、新しいモデルを制作していく。それはテクノロジーを改善してパフォーマンスを上げるだけでなく、品質も改善する。この計画の最初のモデルになったのが、エキシージSロードスターだ。」とジャミルはコメントしている。

ジャミルはエヴォラとエリーゼをベースとしたニュー・モデルを製作する予定があることも明かしている。

エキシージSロードスターについて、「確かに大きなボリュームではないが、大きいステップだ。」とジャミルは言う。

今年5月まで、ロータスは70台を販売している。2013年は80台だった。ロータスは現在、1ヶ月につき40台の生産能力を持ち、85%が輸出に回されるという。

また、ロータスはリージョナル・グロウス・ファンド(RGF)から£1000万(15.3億円)の投資も受ける計画だ。RGFからの投資は、新しい仕事、トレーニング、そしてR&Dに回されるという。

元CEO、ダニー・バハールが計画した5モデルを5年間の間に発表するという計画はすべて白紙になった。しかし、DRBはエスプリ・プロジェクトに関しては比較的低コストで復活可能だともしている。

更に、プロトンがホンダとのコラボレーションについて署名したことも確認されたが、ジャミルはその内容については明かしていない。

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