世にも奇妙なクルマのオプション17選 レコードプレーヤーからバイオウェポン対策まで 後編
公開 : 2019.11.10 00:00 更新 : 2021.03.05 21:43
顧客の要望に応えるべく自動車メーカーはつねに新たなオプションを創り出してきました。今回はそんななかから17の驚くべきオプション装備をご紹介します。史上初の車載レコードプレーヤーから生物兵器への防御モードまで、これからもオプションは進化を続けます。
もくじ
ーミニ・コンバーチブル:雨警告機能
ーメルセデスSクラス:ヒーター付きアームレスト
ーシトロエンC4:エアフレッシュナー
ージャガー&ランドローバー:アクティブキー
ーミニ・コンバーチブル(2代目):オープンメーター
ーポルシェ911:レザー張りエアベントスロット
ーボルボS80 & V70:心拍センサー
ーホンダCR-V:電動シャワー
ーテスラ:バイオウェポン・ディフェンスモード
ミニ・コンバーチブル:雨警告機能
カスタマイズに関して、ミニは自らをエキスパートだと見なしているのであり、もちろん、それだけの余裕があればだが、すべてのモデルでオーナーを満足させるだけの豊富なオプションが用意されている。
なかでもオープントップモデルはドライバーを楽しませることに重点を置いており、出来るだけトップを下ろした状態で走行して欲しいと願っているからこそ、このオプションの出番となる。
幌を下ろした状態で出かけようとすると、クラウド(お天気の雲ではない)にアクセスして、雨に遭遇する可能性があればドライバーに注意を促してくれるのだ。
このオプションは1620ポンド(22万6000円)のナビゲーションシステムパックに含まれており、例えクルマから離れていてもアプリがドライバーに雨の危険を知らせてくれる。
メルセデスSクラス:ヒーター付きアームレスト
気温の低い朝にはほとんどのドライバーが有難く思うシートヒーターだが、いまでは広く普及している。
だが、ヒーター付きアームレストというのはどうだろう?
比較的新しい発明であるこのオプションだが、2014年、Sクラスに搭載されて登場しており、いまや他のハイエンドなメルセデスや、ロールス・ロイスでも選択できるようになっている。
Sクラスの場合、このオプションは2295ポンド(32万円)のウインターパッケージの一部となるが、その他にもヘッドアップディスプレー、ヒーター付きステアリングとヒーター付きウインドスクリーンが含まれている
シトロエンC4:エアフレッシュナー
最近ではシトロエンも真面目になってしまったかも知れないが、それでも彼らの独自性は失われていない。
このC4が登場したときの特徴のひとつが固定式センターパッドを持つステアリングであり、もうひとつがオーナーが好みの香りを楽しむことのできるこのエアフレッシュナーだった。
交換用カートリッジも用意され、そのなかには「パシフィック・シーブリーズ」という名の香りも存在していた。
ジャガー&ランドローバー:アクティブキー
このオプションは素晴らしい発明と言えるだろう。
海で泳いだりセーリングをしたり、サーフィンを楽しむとき最後に問題になるのはクルマのキーであり、もしクルマの近くに残したままにすれば、そのまま盗難にあうかも知れない。
ジャガーがRFID技術を利用したリストバンド型のこのアクティブキーは、防水性と対候性を備えている。
このオプションはほとんどのJLR製モデルに用意されており、ジャガーFペイスやEペイス、それにディスカバリー・スポーツを除くすべてのランドローバーで選択可能だ。