ミニバンのカスタム アメリカなぜ少ない? 日米で異なる事情 数千台の出展車わずか1台

公開 : 2019.11.25 12:02  更新 : 2019.11.25 12:05

2015:SEMA/Toyota トヨタ・シエナRチューンド・コンセプト

One Lap of Americaでも好成績を残した最高速仕様のシエナ。

2015年のSEMAに出展されたR-Tuned Conceptは455馬力のカマロよりも1秒速い、わずか1.7マイルのトラックを1分27秒で周回した記録を持つ。

2015:SEMA/Toyota トヨタ・シエナRチューンド・コンセプト
2015:SEMA/Toyota トヨタ・シエナRチューンド・コンセプト

2016:SEMA トヨタ・エクストリーム・シエナ

2016年のSEMAに登場した「エクストリーム・シエナ」

日本的なカスタムシルエットを与えられ、ハイエンドのシアターシステムを備えた高級ミニバンとして紹介されている。

2016:SEMA トヨタ・エクストリーム・シエナ
2016:SEMA トヨタ・エクストリーム・シエナ

こうして振り返ってみると頑張っていたシエナも2016年以降、SEMAに出展されていない。米国ミニバンNO.1販売台数を誇るオデッセイも少なくとも過去5年は出展されていない。

ミニバン自体が減って、主戦場がアジアに移ってきていることも理由だろうが、ミニバンが誕生したアメリカにおいてこれは少し寂しく感じてしまう。

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