キャデラックXT6日本発売 3列6人乗り、新型SUVの価格/サイズ/内装/スペックを解説
公開 : 2019.12.03 15:00
キャデラックXT6 パワートレイン
XT6に搭載されるエンジンは、CT6にも使用される「LGX」3.6L V6ユニット。アルミ合金製の自然吸気エンジンだ。
・最高出力:314ps/6700rpm
・最大トルク:37.5kg-m/5000rpm
これに組み合わされるトランスミッションは、伝達効率向上のために新設計された9速オートマティック。
直線的な操作が特徴の次世代電子シフターの採用により、従来の8速オートマティックに比べて、気付かないほどスムーズなシフトアップを実現する。
V6のパワーが必要ない場合は、アクティブ・フューエルマネージメントにより4気筒モードに。燃費性能の向上が期待される。また、ドライビングシーンに応じて選択できるドライブモードを用意した。
なお日本仕様は、滑りやすい路面でも安定した走りを実現するインテリジェントAWD(四輪駆動)モデルとなっている。
キャデラックXT6 装備
キャデラックXT6の先進安全機能については、レーダー、カメラ、センサーを用いた最新のテクノロジーを採用。
アダプティブ・クルーズコントロール、サイド・ブラインドゾーン・アラート、リアカメラミラー、歩行者対応リアブレーキなど20種類以上の最新安全装備を搭載する。
オーディオは、キャデラック初となるBOSEのシステム。BOSEパフォーマンス・シリーズ・サウンド・システムというもので、特別チューニングされた14個のスピーカーが、キャビン全体に豊かな音場をもたらす。
レスポンスが向上したインフォテイメントは、GM日本法人がゼンリンデータコム社と共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」と組み合わせることで、GPSで測位できないトンネルなどでも自律航法を行うことができる。
また、「アップルカープレイ」「アンドロイドオート」がすぐに繋がるだけでなく、NFC対応のスマートフォンをかざすだけで、従来のペアリング動作をせずにBluetooth接続が可能となっている。
ロータリーコントロールのみならず上下左右のコントロールを追加し、ユーザビリティを向上したジョグ+ロータリーコントローラーも嬉しい装備だ。
キャデラックXT6 価格/スペック
日本導入されるキャデラックXT6は、「XT6プラチナム」というワングレード。発売日は2020年1月1日で、日本価格は税込み870万円となっている。
価格:870万円
全長×全幅×全高:5060×1960×1775mm
エンジン:3649cc V型6気筒
トランスミッション:9速オートマティック
最高出力:314ps/6700rpm
最大トルク:37.5kg-m/5000rpm
駆動形式:四輪駆動
車両重量:2110kg
乗車定員:6名
ハンドル位置:左