ベントレー新型フライングスパー発表 4WS採用 日本価格/サイズ/内装
公開 : 2019.12.04 22:27 更新 : 2021.10.11 09:29
四輪操舵 初採用
駆動方式はアクティブAWDで、通常時はリア・アクスルにトルクを伝達する2WDだ。
路面状況の変化やスリップの発生を検知すると、フロント・アクスルにもトルクを伝達。このトルク配分は選択したドライビング・ダイナミクスモードに応じて変化する。
またエレクトロニック・オールホイール・ステアリング(4WS)も初採用し、低速時には前輪と逆向きに最大4.1°、高速時には前輪と同じ向きに最大1.5°、後輪が操舵される。
このため、最小回転半径は先代モデルより50cm以上小さくなっている。
運転支援システム、後席用タッチスクリーン・リモート、3種類のオーディオシステムなど、安全&快適装備ともベントレーの名にふさわしく充実しており、ベントレー・マリナーによるパーソナライゼーションも可能だ。
日本でのメーカー希望小売価格は2667万4000円(10%消費税込)。デリバリーは2020年第2四半期の予定だ。
なお発表会場には、ワクイミュージアムに所蔵される1964年式のS3フライングスパーも展示され、新型の門出を祝った。
ベンテイガ限定車も展示
新型フライングスパーの日本発表にあわせて、SUVモデルであるベンテイガの日本限定特別仕様車「ベンテイガV8 – ア・リミテッドエディション by マリナー・エクスクルーシブリー for ジャパン」が公開された。
パーソナルコミッション部門であるマリナーが、日本に向けて10台だけ作り出す特別なモデルである。
22インチのマリナー・パラゴンホイールはグロスブラック仕上げで、モノトーンのコントラストを強調する仕様となっている。
外装色は人気のグレッシャーホワイト。内装はグレー系のポーポイズをアクセントとし、ホワイト系のリネン、ブラック系のベルーガを配した。価格は2640万円(10%消費税込)となっている。
ベンテイガ・スピード撮影
また発表会場には、日本限定20台となるベンテイガ・スピードもあわせて展示された。
ベンテイガ・スピードは、ダークティントヘッドライト、ボディ同色のサイドスカートに加えて、ひときわ印象的なテールゲート・スポイラーが並外れたパフォーマンスを予感させる1台。
W12エンジンの高出力バージョンを搭載し、最高出力635ps、最高速度306km/h、0-100km/h加速3.9秒を発揮する。
ダークティントで統一されたラジエターグリルとバンパーグリル、3種類の仕上げに対応する22インチ専用ホイール、ボディにあしらわれたSpeed専用バッジがスポーティなデザインを引き立てるモデルだ。
メーカー希望小売価格は3000万円(10%消費税込)となっている。