英トヨタ、カローラをハイブリッドに一本化 2020年〜
公開 : 2019.12.05 12:13 更新 : 2021.01.28 16:58
イギリスでは、2020年のモデル見直しで、非電化エンジンは廃止することになりました。カローラGRスポーツとカローラ・ツーリング・スポーツ・トレックの英国仕様モデルについて詳細をお届けします。
英国内のカローラ 非電動化エンジン廃止
イギリスでは現在、トヨタ・カローラはハイブリッド専用設定となる。2020年のモデル見直しで、非電化エンジンは廃止することになった。
フォード・フォーカスのライバルであるカローラに、今年のジュネーブ・モーターショーで発表された2モデルが追加。
GRスポーツ・ハッチバックと、座席の高いツーリングスポーツ・トレック・エステートである。
全バージョンにアップル・カープレイ/アンドロイドオートが標準搭載。
英国においてカローラは、ガソリンと電気のハイブリッドで2つのオプションを継続。120psの1.8Lエンジンと181psの2.0Lエンジンである。
1.2Lのターボ・チャージャー付ガソリンエンジンは販売モデルから除外。最近、C-HRクロスオーバーもハイブリッド専用になった。
カローラGRスポーツの名前は、トヨタのスポーツ部門であるGazoo Racingにちなむ。パワートレインとパフォーマンスは変えず、GRモデルのスタイリング要素を取入れている。
カローラGRスポーツには、GRバッジ/新しいメッシュ・フロントグリル/複数のバンパー/新しい18インチのブラック・アロイホイールが装備される。
リアバンパーのシルバー・インサートは、ツインテール・パイプとディフューザーと共に外観をまとめるようデザインされたという。
車内は、スポーツ専用フロントシート/7インチのタッチスクリーンを装備。これは、トヨタ最大のインフォテインメント・パッケージである。
また、LEDヘッドライト/リアプライバシーガラス/自動防眩ルームミラー/ヘッドアップディスプレイが付属する。
ツーリング・スポーツ・トレックの詳細
カローラ・ツーリング・スポーツ・トレックは、自転車メーカーであるトレックとのパートナーシップにちなむ。サスは20mm上げられ、SUVを意識した外観となる。
シルバー仕上げのフロントとリアのランナー/新しい17インチ合金ホイール/リアプライバシーガラス/LEDヘッドライトが装着される。
車内には、トレックブランドのスカッフプレート/新デザイン内装/ウッド仕上げのダッシュボードがある。トレックには既存トリムのデザインままパワードテールゲートが追加された。
カローラGRスポーツとカローラ・ツーリングスポーツ・トレックは現在販売中。英国では1月初旬にデリバリー予定。
本格的なカローラGRホットハッチの導入も検討しているようだ。