メルセデス・ベンツ日本は､C63 AMG（セダン/ステーションワゴン/クーペ）に、専用チューニングを施してパフォーマンスを向上させたC63 AMGエディション507」（セダン/ステーションワゴン/クーペ）を追加し、8月1日より発売する。

C63 AMGエディション507に搭載されるAMG独自開発の6.3ℓV8エンジンには、SLS AMGのエンジン開発から生まれた鍛造ピストンやコンロッド、軽量クランクシャフトの採用に加えて、熟練のマイスターによる専用チューニングを施すことにより、最高出力507PS（ベースモデル比+50PS）、最大トルク610Nm（ベースモデル比+10Nm）を実現。0-100km/h加速ではベースモデルより0.2秒速い4.3秒を達成している。

また、ブレーキについても、フロントおよびリアのブレーキディスクの大径化により制動力とペダル操作に対する応答性を高めた専用設計のAMG強化ブレーキシステムを採用。エクステリアは、専用デザインの19インチAMGクロススポークアルミホイール（鍛造）、フロントグリルのフレーム部分、LEDドライビングライトをマットブラック仕上げとし、さらにサイドにはマットブラックの専用デカールを施している。一方、ボンネットのエアアウトレット、トランクリッドスポイラーリップはハイグロスブラック仕上げとし、ドアミラーハウジングもブラックとすることで、精悍さを醸し出している。

インテリアは、レースタイマー機能を備えたAMGメーターパネルにレッドラインでアクセントが加えられ、12時の位置にセンターマーキングを配した専用AMGパフォーマンスステアリング、AMGアファルターバッハエンブレムがあしらわれた専用シルバーシフトノブを装備。さらに、AMGスポーツシートの素材にはdesignoナッパレザーのほか、designoナッパレザー/DINAMICAも選択可能。

さらに、Edition 507専用オプションとしてAMGトラックパッケージを設定。AMGパフォーマンスサスペンション、リミテッド・スリップ・デフに加え、エンジン出力/トルク、Gセンサー、ラップタイムなどをCOMANDディスプレイに表示するAMGパフォーマンスメディアなどが装備される。

価格は、12,100,000円から12,300,000円。