【メルセデス・ベンツ新型GLAクラス 発表間近】デザインはどう変わる? 前・横・後ろ
公開 : 2019.12.10 17:50 更新 : 2021.04.26 15:06
今週発表される「メルセデス・ベンツ新型GLA」。最新スパイショットが届きました。車高が高くなり、室内空間を確保。小型SUV市場に、新モデルが加わります。
X2/XC40のライバル
独メルセデス・ベンツのコンパクトSUV、GLAクラスが2代目に生まれ変わる。世界初公開を今週に控え、その新型のテスト車両を撮影することに成功した。
依然としてカモフラージュが施されているものの、スパイフォトを目にすれば、ハッチバック車の新型Aクラスをベースにしたことが、車両のそこかしこから判断できる。
日本導入時期は未定であるが、BMW X2、アウディQ3、ボルボXC40といったライバルを相手に、小型SUVのマーケットを争うことになるだろう。
車高アップの狙いは?
新型GLAクラスの外観は、ヘッドライトが、日本未導入のSUVモデル「GLBクラス」と同様のスリムな形状を採用。
ボディ・サイズについては、車高が現行型GLAクラスに比べて10cmも高くなるとメルセデスは認めている。これにより室内空間、とくにヘッドルームが今までよりも広くなるのは間違いない。
また、後席の足まわりスペースに余裕を持たせるだけでなく、シートポジションが同社の大型SUVのようにアップライトな着座位置になるという。
全長は短縮か
こうした室内空間の拡大にもかかわらず、新型の全長は1.5cm短くなるとの情報がある。
新型GLAクラスは、ドイツのラシュタットにある工場で、Aクラスとともに生産される見込みだ。Aクラスをベースにするコンパクト・クラスの車種拡大は、GLAに終わらない。
来年にはフルEVの「EQA」が登場する見込みである。