【新・旧集合】マセラティ ディ/マセラティEXPO開催 最多モデルは3200GT

公開 : 2019.12.18 06:10

マセラティ ディが、大阪の舞洲で開催。日本法人が開いた「マセラティEXPO」と併催され、全国からマセラティスタが集まりました。

大阪・舞洲が舞台

text&photo:Shinichi Ekko(越湖信一)

今年で26回目を迎えるマセラティクラブ・オブ・ジャパン(MCJ)にとって年間最大のイベント、「マセラティ ディ」が大阪市の舞洲にて開催された。

今回はマセラティ・ジャパンが開催するカスタマー・イベント、「マセラティEXPO」との同時開催とし、新旧数多くのマセラティが舞洲に勢揃いした。

希少な「MC12」も置かれ、マセラティの歴史を目の当たりにすることができた。
希少な「MC12」も置かれ、マセラティの歴史を目の当たりにすることができた。

例年同様に日本全国より熱心なマセラティスタが100名近く集まり、盛況のうちにイベントが開幕。1日目となる11月9日土曜日は、舞洲にある「太陽の広場」に参加車両が集結し、製造年代順にディスプレイ。

今回はクラシック・レーシング・マシンであるA6 GCSや希少なスーパースポーツであるMC12も加わり、ヴァラエティに富んだ展示となった。

いまやネオクラ 3200GT人気

今回のマセラティ ディで参加台数が一番多かったのは、すでにネオ・クラシックとして人気が上昇している3200GTだった。

このほかにクラシック・モデルは3500GTからギブリI、セブリング、インディが集まり、このほかビトゥルボ系、フェラーリ・エンジン・ジェネレーション、そして最新モデルまでが一堂に並んだ。

参加台数が一番多かったのは、人気を高めている3200GT。
参加台数が一番多かったのは、人気を高めている3200GT。

ガラ・ディナーはロッジ舞洲のバンケットルームで行われ、マセラティ本社から届いたウェスター・チーフエクゼクティブ・チェアマンのメッセージとともにスタート。

マセラティ・アジアン・パシフィックのルカ・デルフィーノ氏、マセラティ・ジャパンCEOグイド・ジョバネッリ氏と、そしてイタリアからのゲストも参加いただきインターナショナルな顔触れがそろった。開宴するとメンバー同士の会話も弾み、和やかな雰囲気のうちにディナーは進行していった。

2日目はコンクール賞典授与

マセラティ ディの2日目は再び「太陽の広場」へと戻り、愛車を前に恒例のオーナー・インタビュー。その後スティールとビデオの撮影が行われた。

続いてマセラティ ディ・コンクール・デレガンスの賞典授与セレモニーが、マセラティEXPOの会場内放送で実況されつつ進められた。

マセラティ ディの最後を締めるパレードラン。大阪ベイエリアを巡るショートツーリングを行った。
マセラティ ディの最後を締めるパレードラン。大阪ベイエリアを巡るショートツーリングを行った。

コンクール・デレガンスのグランプリにはインディが選ばれ、マセラティ・ジャパン賞には初代ギブリSSが。遠来賞はクアトロポルテIVエボルツィオーネ、グランカブリオなどに授与された。

そしてマセラティ ディの最後を締めるのは、パレードランだ。マセラティ・ジャパンEXPOの参加者が見守る中を出発し、大阪ベイエリアを巡るショートツーリングへ。

これですべてのプログラムが終了し、2019年マセラティ ディは盛況の内に幕を閉じた。

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