【トヨタ新型ヤリス 価格発表】スペック/内装/サイズ/燃費を解説 発売日は2/10
公開 : 2019.12.20 00:03 更新 : 2021.01.28 16:43
トヨタ・ヤリスの日本価格が発表。ヴィッツから生まれ変わった新型のスペック/内装/サイズ/装備を解説します。20日開幕の「福岡モーターショー2019」にも展示されます。
はじめに 新型ヤリスとは
12月20日。トヨタは新型車「ヤリス」を2020年2月10日から全国のネッツ店、ならびにトヨタ・モビリティ東京、トヨタ西東京カローラを通じて発売すると発表した。
ヤリスは、コンパクトカー「ヴィッツ」の輸出仕様ネームだった。初代は1997年の東京モーターショーで「ファンタイム」というコンセプトカーで登場し、1999年1月に販売開始。のちにヨーロッパやオーストラリアなどではヤリスの名で発売される。
2代目は2005年、3代目は2010年に発売され、今回のヤリスは4代目にあたる。
「ヤリス」という車名は、ギリシアの気品やエレガンスを象徴する女神の名「CHARIS」をベースとした造語なのだが、「ヤリス」という名前の響きが日本では良いイメージがなかったので、英語の「Vivid(鮮やかな)」とドイツ語の「Witz(機知)」から作られた「ヴィッツ(Vitz)」となった。
だが今回、新プラットフォームなどすべてを一新し、またWRCでヤリスが活躍していることを機に、日本仕様でも車名を世界統一名称の「ヤリス」に改めることになった。
新型ヤリス 外観
新型ヤリスのデザインコンセプトは「B-Dash!」。「Be」にかけた「B」は、大胆(BOLD)に、活発(BRISK)に、そして美しく(BEAUTY)の頭文字だという。
鋭い加速で、弾丸のようにダッシュ!するイメージで、あふれんばかりの「力」を凝縮した、いまにも走り出しそうな外形デザインを目指している。
徹底的にムダをそぎ落したキャビンと、ボディ中心から前後タイヤに向かう引き締まった造形で、アクティブな走りを予感させる。
ヘッドランプはシャープで快活な印象のデザイン。コンパクトカーながら精悍な顔つきを表現している。
リアまわりは、リア・ウインドウと存在感のあるリア・コンビネーションランプが一体的に造形された、新しい3次元的なグラフィックが特徴的。新型ヤリスが通り過ぎてからも、見ていた人がハッとする後ろ姿にもこだわっている。
3サイズは、全長3940×全幅1695×全高1500mm(四輪駆動モデルは1515mm)。
ボディカラーには新規開発色を含む全12色を設定。またブラックかホワイトのルーフカラーと組み合わせた2トーンカラーも全6色から選択できる。