【2020年に見ておきたい】自動車イベント選(海外編 2月〜8月)

公開 : 2020.01.05 09:35  更新 : 2020.01.05 15:55

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(イギリス)

今や世界最大のカーショーに成長したのがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード。

そのスタートは1997年と新しいが、F1マシンからロードカーまでが目前のヒルクライムを駆け抜けるライブ感とミニモーターショーといえる内容が受けて、今ではメーカーを巻き込む世界的な存在にまで上り詰めた。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(イギリス)
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(イギリス)

毎年1つのメーカーをフィーチャーし、昨年はアストン マーティンが選ばれたが、2020年はまだ発表されていない。ヒルクライムコースでのデモランには各メーカーのニューモデルも姿を見せ、走るモーターショーの意味を持つ。

このほか裏山にはラリーコースが設けられ新旧ラリーカーが本気で走る姿を楽しめる。

主催者が「モータリング・ガーデンパーティ」と謳うように、クルマをあらゆる角度から楽しめる機会となろう。こちらも死ぬまでに一度は訪れたいイベントだ。

場所はロンドンの東96kmの所に位置し、鉄道の場合はチチェスター駅からタクシーでのアクセスとなる。

開催日:7月9〜12日
開催場所:グッドウッド/チチェスター/イギリス

ロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオン(アメリカ)

世界初のヒストリックカー・レースとして始められたモントレー・ヒストリック・オートモービル・レース。

現在ロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオンと名を変えているが、以前と同様にラグナセカ・レースウェイで続けられている。

ロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオン(アメリカ)
ロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオン(アメリカ)

アメリカで開催されてきた様々なレースのカテゴリーごとにクラス分けがなされ、色々な時代のF1マシンから、スポーツカー、GTカーが本気で走る姿が楽しめる。

昨年は550台の参加を数え、パドックでは日本で見られないマシンを近くで見ることもできる。本場のヒストリック・レースを存分に堪能できるはずだ。

またウォームアップから予選、決勝と4日間で行われているので、モントレーの他のイベントと掛け持ちで楽しむのが正解だ。

今年のスケジュールの発表が遅れており、メイン・フィーチャーは未定。同様に入場料も未定だが、昨年は日曜日1日券が70ドル、4日通し券で140ドルだった。

開催日:8月13〜16日
開催場所:ラグナセカ・レースウェイ/モントレー/アメリカ

コンコルソ・イタリアーノ(アメリカ)

モントレー・ウィークでイタリア車オーナーから親しまれているのがコンコルソ・イタリアーノだ。

その名の通り新旧のフィアットからフェラーリまですべてのイタリア車を対象とするフレンドリーなイベントで、会場のブラックホース・ゴルフクラブのグリーン上はイタリア車好きなら興奮するような光景が広がる。

コンコルソ・イタリアーノ(アメリカ)
コンコルソ・イタリアーノ(アメリカ)

イベントとしては車両の展示を主とするもので、イタリアン・スタイルのファッションや食事、音楽を楽しみ、数多く並ぶイタリア車関係のスペシャルショップやオーナークラブのブースを見るだけでもあっという間に1日が終わってしまう。

昨年は約1000台もの参加を数え、マイナーメーカーや希少車も並ぶだけに参加車両を見るだけでも楽しい。

このほか参加車から選ばれるコンクール・デレガンスの結果発表で、イベントはピークに達する。なお現時点では2020年のスペシャル・フィーチャーカーはまだ発表されていない。細かいことはともかくイタリア車ファンなら見逃せないイベントだ。

開催日:8月15日
開催場所:ブラックホース・ゴルフクラブ/モントレー/アメリカ

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