【2019年 最高のスーパーカー10選】今後発売予定の期待モデルも
公開 : 2020.01.03 05:50
番外編2 フェラーリSF90ストラダーレ
ラフェラーリの後継車ともいえるこのモデルは、フェラーリのロードカー史上最もパワフルかつ加速の速いクルマになるだろう。
このモデルには488ピスタの3.9Lツインターボを改良したものをベースに、3基の電動モーターを搭載することで1000psを発生、静止状態から100km/hまでの加速を2.5秒でこなす。
SF90ストラダーレがラフェラーリを上回るパワーとパフォーマンスを発揮し、フィオラノのテストコースのラップタイムを更新したとしてもその価格はラフェラーリほど高くはならないようだ。
フェラーリによればV12のハイブリッド・ハイパーカーよりは安く、812スーパーファストよりは高いという。おそらく50万ポンド(7185万円)から75万ポンド(1億778万円)程度と予想される。
番外編3 アストン マーティン・ヴァルハラ
アストン マーティンはヴァルハラについて「ヴァルキリーの息子」と表現している。これは単なるスーパーカーではないということだろう。
コスワース製のV12を搭載することはなく、次期型ヴァンキッシュと同じV6をハイブリッド化したものを搭載し、1000ps級になるとみられている。つまりフェラーリSF90をロックオンしているということだ。
ヴァルキリーとも似たカーボンファイバー製ストラクチャーを使用し、アクティブ式サスペンションや空力構造も似たものになるだろう。それでいて、公道走行にも耐えうるとのことだ。
2021年後半の生産開始が予定され、発売され次第われわれもロードテストを行うつもりだ。
番外編4 BMW M1
初代BMW M1が日の目を見てから41年が経過した今、BMWはその後継車開発に取り組んでいる。
昨年フランクフルト・モーターショーでビジョンMネクスト・コンセプトが展示され、「公約通りのものをお届けする」とのコメントが出されている。これはおそらく市販化を真剣に考えているということだろう。
内部筋によれば、このモデルは2世代目i8よりも前に限定生産される予定とのことだ。
4気筒ガソリンエンジンがドライバーの後方に搭載され、2基の電動モーターとの組み合わせにより600ps程度を発生する。0ー100km/h加速は3秒程度になり、電動航続距離は100kmに達するとのことだ。