【EVモデルぞくぞく登場】アウディ・スポーツ RSブランドeトロンGTなどを開発中

公開 : 2020.01.06 10:50  更新 : 2021.11.11 13:20

RS eトロン・スポーツバックSUV

アウディのエクステリア・デザインを率いるアンドレアス・ミントは、LAモーターショーで、テスラモデルYに対抗する超高速モデルとして、RSブランドeトロン・スポーツバックSUVを導入することを検討していると述べた。

RS eトロン・スポーツバックについてミントは、「RS Q8と非常によく似ています」と語っている。

アウディeトロン・スポーツバック・クワトロ
アウディeトロン・スポーツバック・クワトロ

従来の大きなホイールとアグレッシブなボディを継承しつつ、シャーシとステアリングに変更が加えられる。

モーターはパワーアップされ、ベースモデルのブースト・モードで最高出力が407bsとなる。

ピーク出力を大幅に増加させるだけでなく、トルクを各後輪に配分して中立的なハンドリング品質を可能にする、3番目のモーターの導入も検討されている。

今後のスケジュールは確認されてないが、昨年5月以降、改良されたサスペンションを備えた標準ボディのeトロン・プロトタイプが、ニュルブルクリンク・サーキットで目撃されており、2021年の導入に先がけて、2020年にプレビューモデルが公表される可能性がある。

R8 eトロンのフルEV

アウディは、R8 eトロンのフルEVをアップグレードモデルとして復活させ、2020年後半に限定生産するとされている。

アウディは2015年に最初の純粋なEVスーパーカーを発表したが、販売が伸びず生産停止になっていた。

アウディR8 eトロン
アウディR8 eトロン

92kWhのバッテリーに接続されたデュアルモーターEVパワートレインを使用し、航続距離は450km、最高出力は460ps、最大トルクは93.7kg-m、0-100km/h加速は3.9秒というパフォーマンスを持つ。

価格が約85万ポンド(1億円)と高価になったのは、アウディが当時100台しか生産していなかったためだと考えられている。

新しいモデルの詳細はまだ発表されていないが、2015年のモデルとほぼ同じエクステリアになると予想される。

EVパワートレインが大幅な発展を見せるなか、アウディはモデルの価格を引き下げることに注力しているが、このモデルを量産モデルとして復活させる計画は無いようだ。

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