【2019年 最高のスーパーSUV10選】サルーンとも戦えるパフォーマンス
公開 : 2020.01.04 05:50
ラグジュアリー、パフォーマンス、走破性。これらすべてを兼ね備えるスーパーSUVというカテゴリーに属するクルマは、ほんの10年前まではほとんど存在していませんでした。そんなスーパーSUVたちの中でも特に突出した10台をご紹介しましょう。
もくじ
ー10位 アストン マーティンDBX
ー9位 メルセデスAMG GLS63
ー8位 ツイステッドT40S
ー7位 BMW X7 M50i
ー6位 ロールス・ロイス・カリナン
ー5位 メルセデスAMG G63
ー4位 ランボルギーニ・ウルス
ー3位 バウラー・ブルドッグV8
ー2位 レンジローバーSVオートバイオグラフィー
ー1位 ベントレー・ベンテイガ
10位 アストン マーティンDBX
この利益率の高い市場に参入すべく、アストン マーティンは初めてのSUVを発表した。
2015年ジュネーブ・モーターショーでお披露目されたDBXコンセプトをベースとし、市販型もDBXと名付けられた。
4WDシステムも初めて採用され、上位グレードに搭載されるアストン製5.2L V12は素晴らしいサウンドを発生する。
メルセデスAMG製のV8を搭載するグレードに加え、完全電動仕様も登場予定だ。
9位 メルセデスAMG GLS63
メルセデスは「SUVのSクラス」と表現しているが、インテリアはアウディQ7に負けている。
とはいえQ7でもこのメルセデスの濃いキャラクターにはかなわないだろう。
そしてこれよりドラマティックなエンジンを搭載するSUVも少ない。5.5LのV8ツインターボは585psを発生し、この巨大なSUVを100km/hまで4.6秒で加速させる。
このスケール感とパワーがお好みなら、レンジローバーSVオートバイオグラフィーを除けばこのGLS63よりぴったりのクルマはないだろう。しかもあちらより3万5000ポンド(500万円)も安いのだ。
8位 ツイステッドT40S
初代ディフェンダーの欠点は、お金をかければ解決するというほど簡単ではない。このクルマに乗り込んで見れば、たしかにディフェンダーだ。
T40のシートは良く出来ており、モモ製のステアリングによりニースペースは若干拡大している。しかしドライバーにとって快適ではなく、長距離走行では洗練されていないのも事実だ。
われわれがテストした車両は11万6000ポンド(1643万円)だが、その価値があるだろうか。客観的に言えばノーだ。しかし、このクルマを実際に買おうと思うひとと、われわれの金銭感覚には大きな隔たりがあるだろう。
この価格を支払うことさえできれば、特別なサービスとともに素晴らしいハンドリングと改善されたハンドリングを持つディフェンダーが手に入るのだ。
7位 BMW X7 M50i
この巨大なグリルの賛否については意見の分かれるところだろう。しかしこのカテゴリーにおいて、M50iを無視することはできない。
X7 M50iはこのランキングに登場する奇抜なモデル達の中でも、十分な存在意義を持つクルマだ。
英国仕様では、X7 M50iの4.4LのV8ツインターボは530ps、76.5kg-mを発生し、後輪重視の4WDシステムと電子制御のMスポーツ・デフによって駆動される。
エアサスペンションおよびスタンダードなX7と同じインテリアが与えられ、所有しても走らせても満足できるクルマだ。