【2019年 最高のスーパーSUV10選】サルーンとも戦えるパフォーマンス
公開 : 2020.01.04 05:50
6位 ロールス・ロイス・カリナン
ロールス・ロイスはファントム譲りの6.8L V12を搭載するカリナンでSUV市場への参入を果たし、現在市場で最もパワフルなオフローダーとして君臨している。
さらにラグジュアリーさでもベントレー・ベンテイガを上回っているが、オンロードでの運動性能では一歩譲っている。
しかし、ロールス・ロイスは無意味に車高を引き上げているわけではない。レンジローバーにはかなわないものの渡河水深は深く、足まわりの動きもしなやかだ。
もちろん、このクルマのルックスが気に入り、車両本体価格25万ポンド(3541万円)からという金額を支払えなければ関係のない話だ。
5位 メルセデスAMG G63
メルセデスによるGクラスの再定義は成功を収めたといえる。初代はリッチなキャラクターとオフロード性能が魅力であった。
新しいフロントサスペンションとステアリングの採用により、よりフレンドリーなハンドリングを実現している。
そしてもちろん、バカげたパフォーマンスのAMGモデルも健在だ。非常に高価ながら、このクルマには不要とも思える圧倒的なパワーを持っている。
さらにこの新型Gクラスではキャビンの洗練性も大きく高められ、G63ではAMG GTとも共通の4.0LのV8ツインターボを搭載する。
4位 ランボルギーニ・ウルス
ランボルギーニのSUV市場への参入は大きな一歩だが、その中でも特に究極的なモデルとなった。
4.0LのV8ツインターボを搭載し、4WDシステムにより0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は306km/hというスーパーカー顔負けのパフォーマンスを発揮する。
このハードコアなランボ製SUVのデザインは賛否両論わかれるところだろう。
それどころか、車高が高く2トンを超える車重のクルマがランボらしいハンドリングを実現できているかは疑問が残るところだ。
3位 バウラー・ブルドッグV8
ダービーシャーに本拠をおくバウラー・モータースポーツはランドローバーをベースとしたラリーに特化したマシンの製作を行なっている。
ブルドッグはそのうちの最新のモデルだが、見た目に騙されてはいけない。新開発のシャシーに専用のボディワークを与え、まさにナンバープレート付きのレースカーと言った仕上がりだ。
公道でも予想外なほどに出来が良く、5.0L V8を搭載するブルドッグはまさに圧巻だ。
さらに、これに高級な内装を与えた仕様も準備中だというから、素晴らしいことだ。