ロードテスト ボルボS60 ★★★★★★★☆☆☆

公開 : 2020.01.04 11:50

使い勝手 ★★★★★★★☆☆☆

インフォテインメント

インフォテインメントに関しては、S60全車ともかなり充実している。

センサスコネクトと銘打った9インチの縦型タッチ式ディスプレイは、以前より直感的になった。横方向にスワイプして遷移するメニューも、他社のシステムの多くに近いものが導入されている。

メニューはスマホやタブレットのように、横方向にスワイプして遷移する。
メニューはスマホやタブレットのように、横方向にスワイプして遷移する。    LUC LACEY

ナビゲーションや各種接続機能は標準装備で、車載Wi-Fiや1年間のデータ通信量も含まれる。

ポールスター・エンジニアードは、他グレードの標準オーディオに代わり、ハーマンカードンのプレミアムオーディオを搭載。サウンドのパワーも鮮明さも、おそらく期待に応えてくれるものだ。

また、AppleとAndroid双方のスマートフォンのミラーリング機能も備わる。もっとも、これは全車標準装備にしてほしいと、われわれは思うのだが。

しかし、それでも手を出したくなるのが、1675ポンド(約23万円)の、バウワース&ウィルキンス製オーディオ。1100Wのハイパワーで、さらなる満足を得られるはずだ。

燈火類

ヘッドライトはLEDで、アクティブコーナリングライトと、光線を部分的に遮断して対向車の眩惑を抑制するアダプティブシャドーの各機能を備える。ハイビームは明るくパワフルで、ロービームのレベルも上々。ただし、自動減光はもう少し素早く行ってほしい。

ステアリングとペダル

ペダルの間隔は十分で使いやすいが、フットレストにはラバーの踏面が据付けられないので、靴底が滑ってしまうこともある。

関連テーマ

おすすめ記事

 
最新試乗記

人気記事