【2021年発売へ】新型トヨタ86/スバルBRZ 開発者、ハイブリッド否定 2.0L→2.4Lターボか
公開 : 2020.01.14 19:10 更新 : 2021.01.28 18:11
将来的にはパフォーマンスカーの電動化も
ヤリスの販売の80%がハイブリッド・モデルと予想しているにもかかわらず、新しいGRヤリスは3気筒、1.6Lのターボチャージャー付きガソリンエンジンのみの設定となる。
GRヤリスの開発をリードした齋藤尚彦は、現在のハイブリッド・システムは物理的には載せられるが、高性能モデルに適しているとは考えていないと語る。
「電動パワートレインを選択すると、スポーツカーが重くなる」
「今はこの選択をするべきではないと判断しました。将来、テクノロジーが進歩して、パワートレインの軽量化が可能になれば、いいかもしれません」
「プリウスとRAV4プラグイン・ハイブリッドは、スポーツカーではないので大きなバッテリーを持つことができます。スポーツカーは大きなバッテリーを持たない方がいいでしょう」と齋藤尚彦は付け加えた。
トヨタは、ハイブリッド・システムに力を入れており、すべてのモデルの電化計画を進めている。
スポーツカー以外にも、新しいEVプラットフォーム、電動SUVの開発など、トヨタとスバルはそのコラボレーションの範囲を広げている。
ガズー・レーシング・モデル一覧
GRスープラ
発売中:BMWとのパートナーシップを通じて生まれ変わった、有名な2人乗りのグランドツアラー。
GRヤリス
2020年後半発売予定:4輪駆動、最高出力250ps以上のホットハッチ、WRCの経験を詰め込んだヤリスが誕生する。
トヨタGRスーパースポーツ
2021年発売予定:ル・マン・レーサーのロードリーガル・バージョンが、少量生産のレンジトップの「ハロー」モデルとして発売される。
GR86
2021年発売予定(暫定):後輪駆動クーペの第2世代モデルは、新しいGRブランドに合わせて導入される。