【日本上陸】フェラーリ新型「F8スパイダー」 F8トリブートのオープン版 内装/細部を撮影

公開 : 2020.01.16 17:50  更新 : 2021.10.11 09:29

V8ターボ 720ps発揮

搭載される3.9L V8ターボ・エンジンは「F8トリブート」と共通で、最高出力720ps、最大トルクは78.5kg-mを発生する。レブリミットの8000rpmまで、勢いをそぐことなく回し切る「ウォール・エフェクト」が採用されたのがニュースだ。

トランスミッションは、7速のデュアルクラッチ式のみを用意。乾燥車重はベルリネッタの1330kgに対しスパイダーは70kg重い1400kgとなるが、前モデルとなる488スパイダーより20kg軽量化されている。

フェラーリF8スパイダー
フェラーリF8スパイダー

また前後重量配分は41.5:58.5と発表されている。

パフォーマンスを見ると、0-100km/h加速2.9秒、最高速340km/hというもので、ベルリネッタと変わらぬ数値が発表されている。ただし0-200km/h加速はベルリネッタの7.8秒に対し、スパイダーは8.2秒と発表された。

フェラーリF8スパイダー スペック

価格:3657万円
全長:4611mm
全幅:1979mm
全高:1206mm

最高速度:340km/h
0-100km/h加速:2.9秒
車両重量:1400kg
前後重量配分:41.5:58.5

フェラーリF8スパイダー
フェラーリF8スパイダー

パワートレイン:3902ccV8ターボ
使用燃料:ガソリン
最高出力:720ps/8000rpm
最大トルク:78.5kg-m/3250rpm
ギアボックス:7速デュアルクラッチ

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事