【新型モデルの登場はいつ?】英国版2020年新車カレンダー 今年も豊作に期待 1月~3月
公開 : 2020.01.24 18:50
メルセデス・ベンツGLE 350de
プラグインハイブリッド・ディーゼル?
そのとおりだ。
メルセデスでは2.0Lディーゼルエンジンと電気モーターを組み合わせることで、長距離走行における効率性を引き上げるとともに、都市部でも最大98kmのEVモード航続可能距離を確保出来ると考えているのだ。
その結果、このミッドサイズSUVはクラストップのEV航続可能距離と低CO2排出量を達成している。
さらに、このパワートレインは四輪を駆動するGLE 350de 4MATICを、6.8秒で100km/hに到達させる。
プジョー2008
高い人気を誇るプジョー製スモールSUVが新世代となって、初の完全EVモデルが設定されるとともに、新たなルックスを手に入れている。
登場間近の208やヴォクゾール・コルサと同じく、プジョーのCMP(Common Modular Platform:コモン・モジュラー・プラットフォーム)を採用した新型2008は、英国ではEVモデルに加え、PSAではお馴染みのガソリンエンジンモデルもラインナップされる予定だ。
ポルシェ・タイカン
762psを発揮する(ターボ無しの)電気モーターを積んで、13万8826ポンド(1990万円)のプライスタグを掲げて登場予定のタイカン・ターボSを試乗した英国版AUTOCARのマット・プライアーは、このクルマのことを、「現行のポルシェ製4ドアモデルのなかで、もっとも運転が楽しいモデル」だと評価している。
さらにその後、8万3367ポンド(1195万円)から手に入れることの出来る435psの「エントリーモデル」をテストしたアンドリュー・フランケルもこのクルマに五つ星を与えている。
もちろん、EVは依然として黎明期にあり、さらに優れたモデルも今後登場するだろう。
だが、ポルシェが越えるべきハードルを非常に高くしたことは間違いない。
ルノー・ゾエ
すでに欧州ではお馴染みとなったこのコンパクトEVにも大掛かりなフェイスリフトが行われ、さらに新しいライバルたちに対抗すべく、航続可能距離を最大388kmへと延長させることになる。
2万5670ポンド(368万円)のプライスタグを掲げたこのヴォクゾール・コルサ-eのライバルだが、もうバッテリーのリース契約のスキームのもとで手に入れることは出来ない。
ルノーでは「著しく改善したクラス最高の下取り価格によって、買い取りでも十分競争力のある価格を実現している」として、最近このスキームの終了を発表している。