【新型モデルの登場はいつ?】英国版2020年新車カレンダー 今年も豊作に期待 7月~9月
公開 : 2020.01.26 06:50
2019年には素晴らしいニューモデルが多数登場しましたが、2020年はさらなる豊作が期待出来ると言います。すでに公開されている以外にも、話題のモデルが目白押しであり、今回は英国市場での発売月に基づき、今年登場予定のニューモデルを一気にご紹介します。
もくじ
ー7月
ーホンダ・ジャズ(日本名:フィット)
ージャガーFタイプ
ーランボルギーニ・シアン
ーピニンファリーナ・バティスタ
ーポルシェ911ターボ
ー8月
ージープ・レネゲードPHEV
ーメルセデスAMG GTブラックシリーズ
ー9月
ーアウディQ5
ーフィアット500e
ージャガーEペイス
ーマセラティ・レヴァンテ
ーメルセデスEクラス(フェイスリフト)
ートヨタRAV4プラグインハイブリッド
ーフォルクスワーゲン・ゴルフGTD
ーフォルクスワーゲン・ゴルフGTI
7月
アストン マーティン・ヴァンテージ・ヴォランテ
アストン マーティンではヴァンテージのドロップトップモデルでポルシェ911カブリオレを追撃しようとしている。
このわずかに重量を増したオープンモデルでも、510psを発揮するクーペと同じAMG由来のV8が積まれ、低く構えたフロントグリルや「ダックテール」リアスポイラーもそのまま採用されている。
ヴァンテージ・ヴォランテは2020年春にはディーラーにその姿を現す予定であり、スタートプライスは13万500ポンド(1871万円)ほどになると予想されている。
シボレー・コルベット
フェラーリやマセラティ、ポルシェといったごく少量生産のモデルに対する、手の届くライバルとして、シボレーから初代コルベットが登場したのは1953年のことだった。
だが、以降67年間、この「アメリカン・スポーツカー」がこれほど大きな変化を受け入れたことはなかった。
C8世代のコルベットは、それまでのフロントエンジン・リアドライブという方式を捨て去り、シボレーがより「グローバル」だとするキャブフォワードデザインや、より広いインテリアとラゲッジスペース、さらには予測し易いハンドリングを実現するためミッドシップレイアウトを採用している。
強力な6.2Lプッシュロッド式V8はそのままだが、エントリーモデルでさえそのパワーは502psへと引き上げられており、0-100km/h加速3.0秒以下というそのパフォーマンスは、欧州デビューを果たした際、すべての直接的なライバルに対するアドバンテージとなるだろう。
よりパワフルでより高価なプライスタグを掲げたモデルの登場も予定されており、ハイブリッドモデルのパワーは1014psにも達すると言われている。
だが、英国のドライバーとっての最大の関心事は、こちらもコルベット初となる右ハンドル仕様の登場であり、シボレーは最新のマスタングで右ハンドル仕様を用意したフォードの成功を追いかけることになる。
ホンダ・ジャズ(日本名:フィット)
ホンダの英国におけるベストセラーカーは、4代目となって新たなスタイリングを手に入れるとともに、ハイブリッド専用モデルとなる。
このスーパーミニが積むのは、CR-Vのデュアルモーターハイブリッドパワートレインのダウンサイズ版だ。
ホンダでは詳細なスペックを明らかにしていないが、「力強さとスムースさの驚くべきブレンドであり、素晴らしい燃費性能を達成している」と言う。
ジャガーFペイス
2020年のフェイスリフトでは、品質向上とテクノロジー面におけるアップグレードが中心となる。
Iペイスで登場した技術がFペイスにも投入され、新たなマイルドハイブリッドエンジンが導入されるが、スタイリングにほとんど変更はないだろう。
偽装されたプロトタイプでも、より鋭さを増したヘッドライトやテールライトといった最新のFタイプからの影響が明らかだった一方で、このBMW X5のライバルを特徴付ける、高いベルトラインや弧を描くルーフラインといったものはそのまま残されている。