【新型モデルの登場はいつ?】英国版2020年新車カレンダー 今年も豊作に期待 7月~9月

公開 : 2020.01.26 06:50

ジャガーFタイプ

2020年、このジャガー製スポーツカーはさらにシャープなモデルとなる。

クーペとロードスターの双方でフロントに新デザインが採用され、フェイスリフトを受けたコンパクトサルーンのXEとの近似性をより感じさせるようになるだろう。

ジープ・グラディエーター
ジープグラディエーター

インテリアもより現代的なものとなり、ドライバー中心であることに変わりはないが、アナログ式メーターに替えて、デジタルインストゥルメントが採用される。

ジャガー最新のインフォテインメントソフトウェアが導入されるとともに、使われているマテリアルの品質もより高級なものとなるが、最大の変化はそのエンジンラインナップだ。

欧州市場ではV6がディスコンとなり、450ps/78.4kg-mの5.0L V8スーパーチャージャーか、300psを発揮する2.0L 4気筒エンジンの2種類がラインナップされる。

ジープ・グラディエーター

4つのタイヤを持つ乗り物としては巨大なモデルが英国上陸を果たす。

米国でのピックアップ人気を考えれば驚きだが、このクルマはジープにとって1992年以来のピックアップモデルだ。

だが、このクルマもジープらしさを失ってはいない。

4ドアのラングラーよりも800mm近く全長を延長したグラディエーターでは、荷台に725kgもの荷物を積むことが可能であり、4.4tに近い牽引能力を誇る。

ランボルギーニ・シアン

ランボルギーニ最速の加速性能を誇るモデルは、ブランド初のハイブリッドでもあり、あの魅力的なV12エンジンも健在だ。

昨年亡くなったフォルクスワーゲン・グループ元会長、フェルディナント・ピエヒにちなみ、公式にはFKP 37の名を持つこの限定生産のハイパーカーは、ランボルギーニ謹製12気筒エンジンにさらなる改良を加えることで785psのパワーを発揮しており、さらに48V電気モーターからの出力もプラスすれば、その合計出力は820psにも達する。

レクサスLCコンバーチブル

ランボルギーニ・シアン
ランボルギーニ・シアン

BMW 8シリーズのライバルとなるレクサスのドロップヘッドモデルが、長い開発期間を経て今年量産モデルとしてついにその姿を現す。

V6ハイブリッドモデルの登場も予定されているが、まずは、LC500が積む自然吸気5.0L V8を積んでデビューすることになる。

この種のエンジンとしては最後の生き残りとも言えるこのパワーユニットのサウンドは、ルーフを下ろした方がより楽しむことができるだろう。

メルセデス・ベンツGLEクーペ

議論を呼んだスロープしたルーフラインを持つGLEが、さらに洗練されたデザインと、新たなテクノロジー、そして電動パワートレインとともに、2020年ふたたび戻って来る。

7万2530ポンド(1040万円)で予約が開始されたこのBMW X6のライバルでは、スタンダードな3.0Lディーゼル直列6気筒を積んだモデルか、徹底的にパフォーマンスを磨き上げ、435psを発揮するガソリンエンジンを与えられたAMGバージョンを選択することが出来る。

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