【新型モデルの登場はいつ?】英国版2020年新車カレンダー 今年も豊作に期待 10月~12月
公開 : 2020.01.27 16:50 更新 : 2021.03.05 21:43
メルセデス・ベンツEQV
徹底的な電動化に向けた革新が進むなか、ニッチ市場を埋めることにかけては他の追随を許さないメルセデス・ベンツが、(例え基本的にはバンがベースだとは言え)史上初の電動ラグジュアリーMPVを創り出す1社となったのは当然だろう。
十分な実績を誇るVクラスをベースにしたEQVは406kmの航続可能距離を誇るとともに、さまざまなシートレイアウトを選択することが出来る。
ミニ・カントリーマン
この2017年に登場した人気のSUVは、ミニ・ブランドでもっとも新しいモデルでもあり、モデルライフ中盤でのリフレッシュは、スタイリングのアップデートとともに、メカニカル面の変更よりも装備の充実に焦点が当てられている。
フロントとリアバンパー、さらにはフロントグリルとライトのデザイン変更が行われるとともに、アダプティブマトリックス・ビームLEDヘッドライトと、カントリーマンではいまやお馴染みのユニオンジャックをあしらったLED式テールランプが採用されることになるだろう。
さらに、新たなカスタマイズオプションと、新デザインのホイールが今回のリフレッシュのすべてだ。
エンジンラインナップに変更はなく、クーパーには136psを発揮する1.5L 3気筒ガソリンが、クーパーSには192psを発揮する4気筒エンジンがそれぞれ搭載され、新たに登場するジョン・クーパー・ワークスには306psを誇る2.0Lエンジンが与えられることになる。
スバル・レヴォーグ
2代目となるレヴォーグは、スバルが誇る四輪駆動エステートの最新モデルとして、英国での低調な販売を上向かせる役目が期待されており、スバル・グローバル・プラットフォームをベースに、新開発の1.8Lガソリンターボエンジンが積まれることになる。
スバルでは、パフォーマンスバージョンとしてSTIスポーツの開発も進めており、さらなるパワーとよりアグレッシブなスタイリングが与えられるだろう。
テスラ・モデルY
モデル3の車高を上げたSUVバージョンであるモデルYは、モデル3の見事な電動パワーとスタイルに、さらなる実用性を加えたテスラでもっとも理に適ったモデルだと言える。
英国でのデリバリーが予定通りに行われるかどうかは、蓋を開けてみるまで分からないが、モデルYは素晴らしいクルマを創り出すことの出来る、信頼できる自動車メーカーとしてのテスラの成熟を示している。