ロードテスト BMW 330d ★★★★★★★★★☆
公開 : 2020.01.25 11:50 更新 : 2020.01.26 05:59
使い勝手 ★★★★★★★★☆☆
インフォテインメント
10.25インチのディスプレイを用いるライブコクピット・プロフェッショナルは、BMWの最新インフォテインメントシステムで、Mスポーツ以上のグレードに標準装備。それより下位のスポーツでは、ディスプレイが8.8インチとなる。
グラフィックの洗練ぶりと動作の滑らかさは、現在手に入るものの中でも最高レベルと言って間違いない。
ナビゲーションシステムとデジタルラジオ、Bluetooth接続機能はスタンダード。コネクティッドパッケージ・プラスにはApple CarPlayも含まれているが、今回のテスト車ではなぜかこれが使えなかった。
1900ポンド(約26.6万円)のオプションとなるテクノロジーパッケージには、エクセレントなヘッドアップディスプレイや、スマートフォンのワイヤレス充電器などが含まれる。金額に納得できる内容だ。
新型のデジタル計器盤は鮮明で読み取りやすい。ただし、六角形のメーターは、われわれの好みには合わない。表示の設定変更が極めてベーシックな範囲に留まることも、残念だったポイントだ。
燈火類
アダプティブLEDヘッドライトは標準装備。今回、レーザーライトテクノロジーやハイビームアシストを試す機会はなかったが、これまでの経験によれば、レーザーライトは非常に明るく遠くまで届くものだった。
ステアリングとペダル
この点では、なにも不満はない。ペダル配置とドライビングポジションはおおむねバッチリといえるもの。ステアリングコラムとシートのアジャスト幅は実に広い。