【初のEVモデル】マセラティ グランツーリスモ後継モデル 2021年発売 欧州
公開 : 2020.01.27 10:50
マセラティが、同社初の電動パワートレインのテストを開始しました。2021年に発売予定のグランツーリスモの後継モデルに搭載される予定で、以前のガソリンエンジンよりも、高い加速性能が期待されています。
グランツーリスモの後継モデル
マセラティ初の電動パワートレインのテストが始まった。
このパワートレインは、2021年に発売予定のグランツーリスモの後継モデルに搭載される予定だ。
同社がリリースした短い動画には、同社のイタリア・モデナ開発センターでテストを行うプロトタイプモデルが映されている。
2019年後半に12年間の歴史に幕を下ろしたグランツーリスモがベースとなっていることが、動画からもうかがえる。
技術的な詳細は確認されていないが、この後継モデルは、以前のガソリンエンジンよりも、高い加速性能が期待されている。
マセラティは、新しい電動パワートレインにも「マセラティのガソリンエンジンが持つような、マセラティらしい音」を求めていると話す。
その方法については明かされていないが、同社がV6またはV8エンジンのノイズを人為的に再現する可能性は低いと思われる。
テストは私有施設とその周囲道路で行われており、カモフラージュされたプロトタイプが見られる可能性が高い。
新しいモデルについてのヒントを得られる可能性も高いだろう。
マセラティの今後
昨年9月に、マセラティはトリノ工場を大幅にアップグレードし、新しいモデルを次々に立ち上げると公表している。
これには、同社初のハイブリッド・パワートレインを備えた、ギブリ・サルーンのアップグレード・バージョンも含まれる。
今年後半には、待望の2人乗りスポーツカー、アルフィエーリのプラグイン・ハイブリッドとEVモデルが発表される。
2014年に発表されたコンセプトとは根本的に異なるものとなることが、予想されている。