【役員人事】伊アウトモビリ・ランボルギーニ 新CCOにペロシーノ氏
公開 : 2020.01.27 14:23 更新 : 2020.01.27 14:23
ウルスの販売で業績が好調なランボルギーニ。2020年1月1日付けで、新CCOが就任しました。ジョヴァンニ・ペロシーノ氏は、どんな経歴の方なのでしょう。
世界販売 前年比43%増
イタリアのスーパーカーメーカー、アウトモビリ・ランボルギーニにとって2019年は躍進の年となった。
その世界販売は前年比でプラス43%となる8205台。その約6割をSUVのウルスが占めるという。日本市場もトータルで641台をカスタマーに届けている。
イタリア本国では、1月1日付けで、CCO(Chief Commercial Officer)に、ジョヴァンニ・ペロシーノが就任したことが発表されている。ステファノ・ドメニカリCEOに直属する役職となる。
既報のとおり2019年は、すべての地域で販売記録を更新した同社。そのグローバルセールス部門の責任者となるわけだ。
ペロシーノは、Chief Procurement Officerに昇進したフェデリコ・フォスキーニの後任ということになる。
ジョヴァンニ・ペロシーノの経歴
ペロシーノは、トリノに生まれ。トリノ大学でビジネス・経済学の学位を取得した。
1991年に入社したミラノの広告代理店DMB&Bからキャリアの第一歩をスタートさせ、その後Bacardi-Martini groupに移り、アムステルダム本社でヨーロッパ向け国際マーケティングのプロジェクトを率い、成功させた。
2001年。フィアット・グループのマーケティング・アンド・コミュニケーション・ダイレクターに就任。ランチア、フィアット・ブランドを担当したあと、バイス・プレジデント・オブ・マーケティング・コミュニケーションの役に就いている。
2010年9月にフォルクスワーゲンに移り、同社ブランドのやはりバイス・プレジデント・オブ・マーケティング・コミュニケーションとしてヴォルフスブルクの本社に勤務。
2014年に、アウディのインゴルシュタット本社で同職に就任し、その後アウトモビリ・ランボルギーニに入社した。