【GTAが復活】アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオGTA 今年限定発売か 626ps目標
公開 : 2020.01.28 10:50
アルファ・ロメオが、新しいジュリア・クアドリフォリオGTAを開発中との情報が入ってきました。今年、限定販売が予想されるこのモデルは、2.9L V6ツインターボの更新版を搭載し、出力626psを目標としているとのことです。
新しいジュリア・クアドリフォリオGTA
アルファ・ロメオが、ジュリア・クアドリフォリオのハイパフォーマンス・フラッグシップバージョンを、今年発売を目標に開発中との情報が入ってきた。
米国のサイト、モパーインサイダーズは、アルファ・ロメオが新しいモデルでGTAの名前を復活させると報じている。
標準モデルより20kg軽量化され、最高出力は600ps以上になると予想されている。
新しいクアドリフォリオGTAには、標準モデルの2.9L V6ツインターボのアップグレードバージョンが搭載される可能性がある。
目標とされている626psは、現行モデルに対し116psの上乗せとなり、BMW M3およびメルセデスAMG C63などのライバルよりも、出力の面で優位に立つこととなる。
クアドリフォリオは、米国でマニュアル・バージョンが販売されているが、ヨーロッパで発売される新しいモデルは、8速オートマティックのみとなると考えられている。
モパーインサイダーズは、「新しいホットな4ドアのジュリアが、北米で発売されるかどうかは不明だ」と述べている。
AUTOCARは、英国アルファ・ロメオに連絡をとり、このうわさに対する公式コメントを求めたが、回答は得られなかった。
クアドリフォリオGTAは、6月24日にミラノで開催されるアルファ・ロメオの110周年記念イベントで、発表される可能性がある。
限定販売となる可能性
この新しいスーパーサルーンのうわさは、待望のGTVスポーツクーペと、8Cスーパーカーの後継モデルの開発停止から、わずか2か月で浮上した。
昨年、親会社であるFCAのマイケル・マンリーCEOが、アルファ・ロメオのモデル計画を「大幅に縮小し、設備投資も削減します」と投資家に対し語り、その後まもなく、4Cが販売中止となっている。
11月に発表された同社の5年間のモデル計画には、新しいモデルとして、コンパクトSUV「トナーレ」と、Bセグメントの2モデルしか示されてなかったため、新しいジュリアは、非常に少量の限定販売となる可能性が高い。
現行ジュリア・クアドリフォリオの最上級のバリエーションである、レーシングエディションも、限定販売されている。
モータースポーツにインスパイアされたペイントで、アクラボビッチ製チタン排気システムの採用により出力10psアップを実現してる。
画像 アルファ・ロメオ ジュリア・クアドリフォリオ、ジュリア・クアドリフォリオ・レーシングエディション、トナーレ・コンセプト【比べる】 全21枚