【大人買い?】マルティニ・カラー、6台のランチア 総額8億円で売出し中

公開 : 2020.01.27 19:45

LC1グループVI

3台のレーシングカーの方も魅力的な面々が揃った。

例えば1982年式ランチアLC1グループVIは、同年のル・マン24耐久レースのために製造された4台のうちの1台。

LC1グループVI
LC1グループVI

F1、ル・マン、セブリングで活躍したミケーレ・アルボレート、F1優勝経験者で言えばリカルド・パトレーゼが、さらにワールド・スポーツカー・チャンピオンのテオ・ファビがステアリングを握っている。

1982年のニュルブルクリンク1000kmでは、その3人のドライビングで優勝を果たしている。

LC2グループC

ランチアLC2グループCも、ル・マンを闘った1台。1983年のワークスカーである。

83年、84年の世界耐久選手権に参戦し、日本人のF1ファンには馴染みのあるアレッサンドロ・ナニーニ、ル・マンを4度制したアンリ・ペスカロロなどの愛馬としてシーズンを闘った個体である。

LC2グループC
LC2グループC

ベータ・モンテカルロ・ターボ・グループV

最後は、1981年式のベータ・モンテカルロ・ターボ・グループVだ。

こちらもル・マン参戦車両となり、80年、81年の世界スポーツカー選手権を闘っている。

ベータ・モンテカルロ・ターボ・グループV
ベータ・モンテカルロ・ターボ・グループV

販売委託者の名にちなみ、「カンピオン・コレクション」と呼ばれているクラシック・ランチア。6台をまとめて買うもよし、お気に入りの1台を選ぶもよし。

どちらにしても、相当な財力が必要だ。

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