【ロイヤルの名 復活】マセラティ・レバンテ限定車、実車を公開 クアトロポルテ/ギブリにも
公開 : 2020.01.29 06:10
マセラティの限定車がお披露目されました。デ・トマソ時代に用いられた「ロイヤル(ロワイヤル)」の名を受け継ぐ3モデル。スノー・ポロ世界大会で公開。
3代目クアトロポルテにオマージュ
イタリアの高級車ブランド、マセラティが、かつてデ・トマソ時代のクアトロポルテに用いた「ロイヤル(またはロワイヤル)」のモデル名を復活させた。
「ロイヤル・スペシャル・エディション」の名を与えられたのは現行の3モデル。レバンテ、クアトロポルテ、ギブリのV6エンジン搭載車だ。いずれも100台ずつの限定車となる。
そしてその実車が、1月26日にスイスのザンクト・モーリッツァー湖で開催されたスノー・ポロ・ワールドカップ2020に登場した。
ここでは、白銀の舞台に現れたSUVモデル、「レバンテ・ロイヤル・スペシャル・エディション」の写真をご紹介しよう。
外装色 2種類
新たなロイヤルには、2種類の専用カラーが用意されている。ブルー・ロイヤル、そしてベルデ・ロイヤルだ。
どちらもビスポーク仕上げとなる21インチのアンテオ・スタッガート・アンスラサイト・ホイールを履き、シルバーのブレーキキャリパーを装備する。
また装備面では、「コールド・ウェザー」「プレミアム」「ドライビング・アシスタンス・プラス・パッケージ」を標準で搭載した。
内装にペッレ タスータ
車内は、グランルッソをベースに、エルメネジルド ゼニアによる素材「ペッレ タスータ」クオイオ・レザー(タン)、ツートーンのピエノ・フィオーレ・レザー(黒/タン)、メタルネットで仕立てている。
さらに電動サンルーフ、バウワース&ウィルキンスのサウンドシステムを備え、「One of 100」のプレートが特別仕様であることを主張する。
納車開始は2020年3月を予定。欧州市場ではすでに受注を開始した。
マセラティは、ヨーロッパ、中東、アフリカ、中国、アジア・パシフィックの国々で販売すると発表している。