【4ドアのM8】BMW M8グランクーペ国内発表 クーペ/カブリオレに続くMのフラッグシップ

公開 : 2020.01.29 12:02  更新 : 2021.10.11 09:28

Mシリーズの頂点 最新の運転支援を搭載

Mシリーズの頂点に位置するモデルだけに、BMWとして初となるハンズオフ機能付渋帯運転支援機能が搭載されたのがニュースだ。

このほか最先端の運転支援システムが標準装備となる。

BMWとして初となるハンズオフ機能付渋帯運転支援機能が搭載。
BMWとして初となるハンズオフ機能付渋帯運転支援機能が搭載。

具体的には
・アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
・レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)
・レーン・チェンジ・アシストおよびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
・ステアリング&レーン・コントロール・アシスト
・サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)
・クロス・トラフィック・ウォーニング
となる。

よりアグレッシブな「コンペティション」

M8グランクーペにはよりアグレッシブなスポーツ走行を想定し、エンジンからディテールまで専用のセットアップが施されているM8グランクーペ・コンペティションが用意されている。

エンジンは25psアップした625psを発揮し、0-100kmh加速はノーマル版に較べ0.1秒短縮した3.2秒をマークする。

M8グランクーペ・コンペティションのエンジンは25psアップした625psを発揮し、0-100kmh加速はノーマル版に較べ0.1秒短縮した3.2秒をマークする。
M8グランクーペ・コンペティションのエンジンは25psアップした625psを発揮し、0-100kmh加速はノーマル版に較べ0.1秒短縮した3.2秒をマークする。

エクステリアではハイグロス・ブラックのキドニーグリルと、専用のバッジ、ドアミラーが備わり、20インチ径Mライトアロイホイール・スタースポーク・スタイリング811Mバイカラー・ホイールが特徴となる。

インテリアではトリムがピアノブラックとされ、Mシートベルト、BMWインディビデュアル・アルカンタラ・ヘッドライナーとメリノ/アルカンタラ・コンビシートが標準で備わる。

BMW M8グランクーペ 価格は2194万円〜

M8グランクーペの希望小売価格は2194万円(税込)、M8グランクーペ・コンペティションは2397万円(税込)と発表された。

1月28日から全国の正規ディーラーにて受注を開始し、2月上旬より順次納車を開始する予定。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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