【フェラーリが圧倒的人気】2020年スコッツデール クラシックカー・オークション 高値をつけた20台のクルマ 後編

公開 : 2020.02.02 19:50  更新 : 2020.12.08 18:36

第2位 1932年 イスパノ・スイザ J12デュアル・カウル・フェートン

販売価格:242万ドル(2億6300万円)

グッディングが上位4位を独占、また、販売前のガイド価格を上回る価格で数台販売するなど、トレンドを覆した。

1932年 イスパノ・スイザ J12デュアル・カウル・フェートン
1932年 イスパノ・スイザ J12デュアル・カウル・フェートン

この戦前のクラシックは、150万〜200万ドル(1億6000万円~2億円)の見積もりが出されたが、なんと240万ドル(2億6000万円)を超えて、このモデルの世界記録を樹立した。

パリの職人ヘンリー・バインダーによるコーチビルドボディ、よく記録された歴史、そして1988年のペブルビーチ・コンクール・デレガンスへの出演を考えれば、納得の結果といえるだろう。

第1位 1995年 フェラーリ F50

販売価格:322万ドル(3億5000万円)

2020年のスコッツデールで販売されたすべてのクルマの中で、最も高値をつけたのは、やはりフェラーリだ。

1995年 フェラーリ F50
1995年 フェラーリ F50

2台のフェラーリF50のうち、1台はアリゾナ州で、もう1台はワールドワイドを通して提供された。

1995年に不動産の大物ベネデット「ベニー」カイオラが新車で購入し、2011年に81万4000ドル(8800万円)で売却されている。

とてもいい投資と言えるだろう。

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