【価格と仕様が明らかに】フォルクスワーゲン 新型ゴルフ 英国でもオーダー受付開始
公開 : 2020.02.07 11:50
エンジンとパワートレイン
1974年に最初に発売され、その後3500万台以上が販売されたロングラン・ファミリーカーの最新バージョンは、新しいマイルドハイブリッド・エンジンオプションと多数の新しいデジタルテクノロジーが搭載される。5ドアのみの提供だ。
ゴルフのエンジンラインナップには、3つの新しい48Vマイルドハイブリッドと、改良されたGTEバッジ付きプラグインハイブリッドが含まれる。
エントリーレベルの1.0L 3気筒TSIガソリンエンジンは90psと110ps、1.5L 4気筒TFSIは130psと150psの2つの出力が設定されている。
すべてマニュアルギアボックスが組み合わされる。
イギリスで販売される唯一のディーゼルは、2.0LのTDIで、出力は115ps、マニュアルとオートマティックが選べる。
eTSIバッジ付きの、マイルドハイブリッドエンジンは、48Vバッテリーにリンクされ、7速ダイレクトシフトギアボックス(DSG)に直接取り付けられた48Vベルトスターター/ジェネレーターを使用する。
110ps、130ps、および150psの出力を備えたeTSIユニットは、エンジンをオフにした状態でのコースティングを可能にすることで燃料消費を約10%削減し、エレクトリック・ブーストにより加速性能が高まると、VWは述べている。
発売時点で最もパワフルなゴルフは、241LのTTEガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせて244psを発揮する、GTEプラグインハイブリッドだ。
バッテリー容量は13kWh、現行GTEよりもキャパシティーが50%増えるという。
一部の市場では、パワーの小さい204psプラグインハイブリッドが、ヨーロッパではTGI天然ガスモデルが提供される。
eゴルフの次期型の開発は、ID.3の登場によってなくなったようだ。
8代目ゴルフは、VWグループの最新のMQBプラットフォームを採用する。
サイズは現行とほとんど変わらず、全長4284mm、全幅1789mm、高さ1456mm、ホイールベースは2636mm。
マクファーソン・ストラット・フロントサスペンションとマルチリンク・リアサスペンションを、フィードバックを強化するためにより直接的な比率で再加工されたアダプティブ・ダンピング・コントロールシステムと、ステアリングと組み合わせている。
スタイリングとインテリア
新しいモデルのスタイリングは、ゴルフらしさをしっかりと引き継いでいるが、フロントエンドは新しいライトのデザインで刷新され、ID.3同様の機能を搭載している。
サイドビューは、より輪郭のあるCピラーにフォーカスして調整されていて、バックには隆起した新しいリアバンパー、VWロゴの下にゴルフの名前が記されている。
インテリアは、大幅に刷新されている。
ダッシュボードは、イギリスでは10インチのインフォテインメント・タッチスクリーンが標準で装備されている。
これは、標準の10.25インチのデジタルコックピット・ディスプレイとオプションのウインドスクリーン・ヘッドアップディスプレイとペアになっている。
エアコンディショナーとインフォテイメントのボリュームは、タッチスクリーンの下にある「スライダー」を使用して調整できる。
オプションのサンルーフを操作するために同様のシステムがルーフコンソールに取り付けられている。
VWのMIB3インフォテインメントシステムの最新バージョンも備えている。
これは、タッチとヴォイスの両方のコントロールが使用可能で、Amazonアレクサにも対応している。
eSIMを介してインターネットに常時接続されており、オンラインの音楽ストリーミング、交通情報、ショッピングが利用可能。
コントロールのボタン類の配置が見直され、ステアリングホイールとダッシュボードの周辺にまとめられている。
露出の少ないエアベント、「テーブル」のようにデザインされたダッシュボード上部、ラインを強調するアンビエントライトによって、クリーンで広々としたインテリアとなっている。