【価格と仕様が明らかに】フォルクスワーゲン 新型ゴルフ 英国でもオーダー受付開始
公開 : 2020.02.07 11:50
テクニカルな部分のアップグレード
VWは、新しいゴルフのテクニカルな部分のアップグレードに力を入れており、デジタルシステムをより高いレベルに引き上げることを目指している。
その1つであるトラベルアシストは、アダプティブ・クルーズコントロールとレーンアシストを組み合わせて、209km/hまでの「アシストドライビング」を可能にする。
新しいゴルフは、EUの統一規格に基づいたCar2Xテクノロジーを採用した、最初のVWモデルでもある。
Car2Xは、クルマやセンサーを備えたさまざまなインフラ・ストラクチャからの情報を利用して、交通量と状況に基づいてデータを生成する。
ゴルフには、対向車に自動的にブレーキをかけることができるシステム、フロントアシストが装備されている。
LED照明は標準装備されており、VWのトップスペックであるIQライトシステムをオプションで選ぶこともできる。
マトリックスLEDヘッドライトは、対向車のために明るさを落としたり、交通標識からの反射を減らしたり、カーブ走行時や天候に合わせてライトを調整するシステムで、ダイナミックターン・インディケーター機能も付いている。
eSIMによって、無線でクルマとインフォテインメントシステムのソフトウェアを更新することができる。
メディアストリーミング、オンラインルート計算、車両ステータス、運転データ、オンライン地図の更新、GTEの場合は課金情報などの幅広いサービスを提供する、VWのウィー・コネクト・プラスの3年間のサブスクリプションが、イギリスのユーザーに提供される。
また、「イン・カー・ショップ」からアドオンをダウンロードすることもできる。
VWは、ゴルフをスマートフォンで操作できるモバイルキーシステムを開発した。
これはまだ提供されていないが、後日イギリスでも導入される可能性がある。
アップグレードにより、アダプティブ・クルーズコントロール、ライトアシスト、Wi-Fiホットスポットなどの機能を、購入後に有効にすることもできる。
今年の後半には、GTIとGTDモデルの発売が予定されている。
GTIには現行モデルと同じ、最高出力245psの2.0Lターボガソリンエンジンの更新版が搭載される。