【よりワイドでパワフル】新型ポルシェ911ターボ/ターボS 2020年モデル、ジュネーブで披露へ
公開 : 2020.02.12 18:50
ポルシェは、992世代911のターボと、ターボSを、来月ジュネーブで披露するそうです。大型のターボチャージャーとエアロの調整により、最高速度322km/hを超える、よりワイドでパワフルなモデルが誕生します。
992世代911ターボ/ターボS
ポルシェは、992世代となる新型911のレンジトップ・モデル「ターボ」と「ターボS」を、来月のジュネーブ・モーターショーで公開する準備を進めている。
ターボとターボSには、スタンダード・モデルと同じく、新しい3.8L水平対向6気筒エンジンが搭載される。
2基のターボチャージャーと、フラッグシップの「GT2 RS」から受け継いだハードウェアが追加され、ターボの出力は前作より約30psプラスの578ps、ターボSは629psまで向上することが予想されている。
0-97km/h加速は3秒以内、最高速度322km/hを実現し、ライバルのホンダNSXを上回る性能となるだろう。
車重アップとの情報も
両モデルは、ワイドなリア・ホイールアーチ、固定されたリアスポイラー、サイドエアインテーク、モデル固有のフロントとリアバンパーを含む、ダウンフォース強化のためのボディワークパッケージが含まれている。
また、独自のホイールデザインとペイントスキームをオプションで選ぶことができる。
992世代の複合素材のボディシェルは991世代よりも軽量だが、パワートレインが重く、義務付けられているガソリン微粒子フィルターの搭載により、911ターボの車重は既存モデルよりも若干重くなる見込みだ。
ターボ・クーペの販売価格は約13万ポンド(1849万円)から、ターボSカブリオレは約16万ポンド(2275万円)と予想されている。
正式な販売価格と仕様は、新しいモデルの発表時に公表される予定となっている。
なお、ポルシェは3月のジュネーブで、911ターボのほかに、718ケイマンと718ボクスターの新しい6気筒GTSバージョンの展示を予定している。