【復刻 サンライトイエロー】改良新型シビック・タイプRに、リミテッド・エディション登場へ

公開 : 2020.02.20 10:00  更新 : 2021.12.09 23:14

200台が日本に 限定モデル情報

マイナーチェンジされたシビック・タイプRは2020年夏ごろ日本発売の予定だ。したがって、詳細なスペックはまだ発表されていないが、同年秋には限定モデルの「リミテッド・エディション」も発売するとアナウンスしている。

これは前述のとおりサンライトイエローIIという専用ボディカラーを採用し、世界限定で約1000台。その内訳は、北米が600台、カナダが100台、ヨーロッパが100台、オーストラリアが20台、そして日本が200台となっている。

リミテッド・エディションは、サンライトイエローIIの外装色に加え、ルーフ、ドアミラー、インテークカバーが黒、ホイールはBBSの鍛造に
リミテッド・エディションは、サンライトイエローIIの外装色に加え、ルーフ、ドアミラー、インテークカバーが黒、ホイールはBBSの鍛造に

リミテッド・エディションでは徹底した軽量化を図り、遮音材などを廃して13kg、ホイールを専用のBBS製鍛造に変更して10kg、あわせて23kgの軽量化を達成している。

タイヤもサイズこそベースのタイプRと同じ245/30R20だが、ミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2に履き替えている(タイプRはコンチネンタル・スポーツコンタクト6)。これに合わせてアダプティブダンパーやEPSのセッティングも変更され、ドライのパフォーマンスに特化して現状のタイプRとしては最大限の性能を実現させている。

内外装では、ルーフ/ドアミラー/インテークカバーをブラックとし、リアの「CIVIC」エンブレムや室内のシリアルナンバープレート(仕向地ごとにナンバーが入る)はクローム仕上げとされている。

シビック・タイプRはカタログモデルだが、リミテッド・エディションは200台限定ゆえ、予約が殺到することは間違いないだろう。その販売方法などに関しては、順次先行公開のWebサイトで案内される予定だ。

記事に関わった人々

  • 上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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