ジャガーXJ、2014年モデル
公開 : 2013.08.21 13:00 更新 : 2017.06.01 02:15
ジャガーは2014年モデルのXJを公開した。それによれば、主に装備のアップグレードが中心だ。
まずはアイドリング・ストップがすべてのモデルに装備される。ジャガーは、そのリスタートに要する時間は、ドライバーの足がブレーキ・ペダルからスロットル・ペダルに移動するよりも短いと主張している。
インテリアでは、XJのロング・ホイールベース・モデルに、マッサージ機能を持つエアライン・スタイルのリクライニング・リア・シートが装備され、さらにヘッドルームが拡大され、新しいインフォテーメント・システムも装備された。
またLWB XJのリア・サスペンションは、主にリア・シートの乗り心地を改善するためにアップグレードされている。
ユニークな装備として、アップグレードされたオーディオ・システムの一部として装備される”カンバセーション・アシスト”だ。これは、マイクロフォンとスピーカーを使い居住者同士の会話をよりクリアにするというものだ。
エンジンはガソリンとディーゼルの3.0ℓV6と、5.0ℓスーパーチャージャーV8ガソリンが継続して用意される。542bhpのXJRがトップ・パフォーマンス・モデルとなる。
AUTOCARでは既にXJRの試乗を行っているが、XJRは新しいエアロダイナミクスに優れたボディと、専用のシャシーを持つモデルだ。最高速度は280km/h、0-96km/h加速は4.4秒である。トランスミッションは8速オートマティックが組み合わせられる。
ジャガーXJのライバルは、メルセデス・ベンツSクラス、マセラティ・クアトロポルテ、アウディA8、そしてBMW 7シリーズだ。