【死ぬまでに一度は運転しておくべき?】最高の50台 一挙ご紹介 50位から35位まで
公開 : 2020.02.29 05:50
英国版AUTOCARスタッフ、アンドリュー・フランケルが独断と偏見で死ぬまでに運転しておくべき50台をリストアップしました。控え目とも言えるモデルからスーパーカーまで、ランクインしたのはいずれも個性溢れる1台ですが、1位となったのは納得のあのクルマでした。
50位~47位
50位:BMW M3 (E46)
最高のMカーではないかも知れない。だが、いまもっともお買い得なMモデルであることに間違いはないだろう。
自然吸気ストレートシックスを積んだ最後のMとして、多くがその3.2Lエンジンが奏でるサウンドだけでも今回のリスト入りに値するというかも知れないが、最高のバランスを誇るシャシーも忘れるわけにはいかない。
49位:フォード・モデルT
速くもなければ運転して素晴らしいわけでもない(実際このクルマの運転は悪夢だ)。
だが、史上初めて一般のひとびとに自動車を普及させることで、クルマに対する概念を変えることに成功したというだけで、これまで登場したなかでもっとも重要な1台だと言えるのだ。
48位:ベントレー・ターボR
使われている技術は決して素晴らしいという訳ではないが、これほど独特な魅力を備えたクルマなど他にあるだろうか?
かつては「4つのタイヤを履いた激情」とも呼ばれたターボRとはベントレーのプライドであり、現在の成功への道筋をつけたモデルでもある。
47位:ルノー・クリオ・ウィリアムズ
当時も決して最速のホットハッチという訳ではなかったが、いまもドライバーに最高の移動の楽しみを与えてくれる存在であることに変わりはない。
軽快さと落ち着き、そして驚くべきドライバーとのコミュニケーション能力が、クリオ・ウィリアムズを世界最高のホットハッチ創りの名手が送り出したなかでも最高の1台にしている。
46位~44位
46位:アウディ・クアトロ
当時を知らないひとびとにとって、このクルマがもたらした衝撃を理解することは難しいだろう。
単にそれまで独創的なドライビングマシンを創り出したことのないアウディから登場したということだけがその理由ではない。
1980年代を通じてもっとも印象深いドライビング体験を味わわせてくれた、フルタイム四輪駆動システムと、203psを発揮する5気筒エンジンがこのクルマには備わっていたのだ。
45位:アルファ・ロメオGTA
純粋なホモロゲーションモデルとしてわずか500台のみが生産され、乾燥重量750kg以下のアルミニウム製ボディに、まるで宝石のようなツインプラグ・ツインカムの1.6Lエンジンを積んでいた。
サーキットを席捲することに成功したが、ロードモデルである「ストラダーレ」仕様も素晴らしく、戦後アルファを代表する最高の1台となっている。
44位:フォード・フォーカスRS(初代)
初代フォーカスRSは実用性と強力なパワー、そして見事なハンドリングを驚くほどの見事なバランスで融合していた。
スーパーカーと同じくらいのペースで公道を移動可能なこのクルマのコンディション良好な個体をいま見つけ出すことが出来れば、それはおそらく現在手に入れることの出来る俊足フォードのなかで、最高の価値を持つ1台を手に入れるチャンスだということだ。