【死ぬまでに一度は運転しておくべき?】最高の50台 一挙ご紹介 50位から35位まで
公開 : 2020.02.29 05:50
43位~41位
43位:ジャガー・マークII
このクルマを見て、オックスフォード界隈を舞台にしたBBCドラマ「刑事モース」を思い出すかも知れないが、ジャガー・マークIIはそれだけのクルマではない。
60年前であれば並外れたパワーと落ち着きを感じさせた3.8Lエンジンは、サルーンレーサーから逃亡犯まで、誰もがこのクルマを選ぶ理由となっていた。
42位:ウィリスMB
ジープとしてよく知られたこのクルマは、少なくともアイゼンハワー大統領によれば、輸送機のダコタと揚陸艇とともに、第2次世界大戦勝利の立役者ということになっている。
だがそれとは関係なく、現在のSUVはこのクルマから始まったのであり、いまもその名前の由来についてはさまざまな説が唱えられている。
速くもなければ、快適でもないが、頑丈さだけは折り紙付きだ。
41位:レクサスLS400(日本名:セルシオ)
信じられないかも知れないが、トヨタのクルマがロールス・ロイスをはるかに凌ぐ乗り心地を実現していた。
アイドリングであまりにも静かなエンジンは、タコメーターを見なければ停止していると思うに違いない。
同時代でもっとも強い印象を残したラグジュアリーモデルであり、いまもある意味で傑出したレクサスの1台だ。
40位~38位
40位:ホンダ・インテグラ・タイプR
この小さなクーペは自らの力で信じられない程のカルト的人気を創り出すことに成功している。
ホンダがその技術力を見事に発揮したモデルであり、このインテグラは彼らの優れたドライバーズカーを創り出すという能力を最高の形で示した存在だと言える。
いまもこのクルマは一部のひとびとからFF史上最高のモデルだと評価されている。
39位:オースチン・セブン
フォード・モデルTに対する英国からの回答であり、このクルマによって英国人は自動車を知ることとなったのだ。
シンプルだが見事な見識を感じさせ、決して速くはないが、ファン・トゥ・ドライブをも備えていた。
いまこのクルマを路上で見かけたなら、思わず笑みがこぼれるに違いない。
そして、もしステアリングを握ることが出来たなら、その笑顔は顔中に広がることだろう。
38位:ジャガーIペイス
このクルマは素晴らしく優れたEVだからではなく、ジャガーが独自のやり方で自らを表現したモデルだからこそ、今回ランクインすることとなった。
あまりにも長い間、ジャガーは(おもにドイツ勢を筆頭に)他の後塵を拝してきた。
それでも、彼らは常にトレンドを追いかける側ではなく、創り出す側にいたのであり、XK120やEタイプ、そして初代XJ6を見ればそれはご理解頂けるだろう。
Iペイスはジャガーが先進性を取り戻した証しであり、出来るだけそれが長く続いてくれることを願っている。