【死ぬまでに一度は運転しておくべき?】最高の50台 一挙ご紹介 50位から35位まで
公開 : 2020.02.29 05:50
37位~35位
37位:ランドローバー・シリーズ1
SUVの元祖ではないが、もっとも強い影響を及ぼしたモデルであることは間違いない。
直線を多用したデザインに、当座を凌ぐべく戦後スクラップとして残されていたアルミニウムを使用しているのは、それがこのクルマを創り出すもっとも安価な方法だったからだ。
36位:ポルシェ・ケイマンGT4
どの世代もケイマンも素晴らしいが、われわれが選んだのは初代だ。
GT3には遠く及ばないパワーも、優れた重量配分とその軽量さが埋め合わせていた。
911のGTシリーズに比べればわずかな金額で手に入れることの出来る素晴らしいドライバーズカーだ。
35位:三菱ランサーEvo VI トミ・マキネン・エディション
こうしたモデルが廃れてしまったのは恥ずべきことであり、このクルマほど自らをヒーロー以上の存在だと感じさせてくれるモデルはない。
その強力なパワーもさることながら、このクルマのバランスと機敏さがドライバーをWRCチャンピオンの気分を味わわせてくれる。
どのEvoも素晴らしいが、トミ・マキネン・エディションが最高だ。
番外編1:英国版AUTOCAR編集部 憧れの1台
アルファ・ロメオ・モントリオール
短時間そのステアリングを握っただけで、フォード・エスコート・コスワースとポルシェ959の2台は、この子供時代の夢のクルマのドライビングが油断ならないものであることを教えてくれた。
決して理想の相棒とはなり得ないだろう。
その後、決して失望させられないだけでなく、深く理解するとともに尊敬出来る1台について考えてみた。
そしてその答えがアルファ・ロメオ・モントリオールだったのだ。
素晴らしいルックスのモデルだが、その走りもこの見た目に相応しいものだろうか?
マット・ソーンダース
オースチン・ヒーレー100
個人的には、この荒々しくも美しいスポーツカーが、もうひとつの戦後英国の希望と優れたエンジニアリング能力を体現する1台であるジャガーXK120を抑えて1位となった。
当時のクルマ造りがいまほど複雑でなかったことを考えると、このクルマのスタイリングは驚くほど印象深いものであり、そのドライビングポジションと、素晴らしいロングノーズ、そして力強いオースチン製4気筒エンジンが、公道でもサーキットでもこのクルマを傑出した存在にしていた。
スティーブ・クロプリー
フェラーリ250 GT SWB
時にはランボルギーニ・ミウラやカウンタックであり、時にはビッザリーニが夢の1台だ。
だが、ニースの丘でコンパクトクロスオーバーの1台を運転しようとしていた時、本当はどのモデルのステアリングを握りたいかと考えて、一番頭に浮かんで来たのがフェラーリ250 GT SWBだったのだ。
マット・プライアー
ジェンセンFFインターセプター
まだインターセプターのステアリングを握ったことはないが、つねにこのクルマのスタイリングを好ましく思ってきた。
四輪駆動システムとアンチロックブレーキを組み合わたFFが、当時どれほど洗練され、先進的なクルマに感じられたかを是非体験してみたいと思っている。
そして、このクルマで94歳になる母親をパブまで送り届けるのだ。
このクルマは母のお気に入りであり、彼女もまだそのステアリングを握ったことはない。
コリン・グッドウィン