【死ぬまでに一度は運転しておくべき?】最高の50台 一挙ご紹介 34位から20位まで
公開 : 2020.02.29 18:50 更新 : 2021.03.05 21:43
英国版AUTOCARスタッフ、アンドリュー・フランケルが独断と偏見で死ぬまでに運転しておくべき50台をリストアップしました。控え目とも言えるモデルからスーパーカーまで、ランクインしたのはいずれも個性溢れる1台ですが、1位となったのは納得のあのクルマでした。
34位~32位
34位:ポルシェ968クラブスポーツ
純粋なハンドリング性能だけであれば、もしかしたらこのクルマが依然として最高のポルシェかも知れない。
この軽量なクラブスポーツは、装備を簡略化したモデルとしてスタンダードな車両よりも安価なプライスタグを掲げて登場している。
その結果、この968は最上級のハンドリングを持つだけでなく、驚くほど手ごろな1台でもあった。
33位:メルセデス・ベンツSクラス(W140)
SクラスのなかのSクラスであり、まるで金庫を思わせるベンツでもっとも屈強なボディは、メルセデスがそのエンジニアリング能力を誇るべく、過剰とも思われる品質を自らのモデルに与えていた時代の賜物だ。
強烈なV8を積んだS500が最高の存在であり、信じられないほどのドライビング性能まで備えていた。
32位:マツダMX-5(日本名:ロードスター)
30年。
マツダからこの素晴らしいコンパクト・ロードスターが登場してからの歳月であり、われわれがこのクルマを越えるモデルの登場を待ち続けている期間だ。
この困難なミッションに挑戦するものがいなかったわけではないが、その試みはすべて失敗に終わっている。
このクルマのステアリングを握ってみれば、その理由が理解できるだろう。
31位~29位
31位:ロータス・エスプリ・スポーツ300
エリーゼのほうがはるかに重要なモデルだが、これまでステアリングを握ったなかではこのクルマが最高のロータスだ。
長い歴史を誇る2.2Lが発揮する本物のパワーと、当時ロータス最高のシャシーが組み合わされていた。
これまで創り出されたミッドシップスーパーカーのなかで、おそらくもっとも安心してドライビングを楽しむことの出来る1台だろう。
30位:ダッジ・チャージャー440R/T
1980年代にCBSが米国で放送していたアクションドラマ「爆発!デューク」にこのクルマが登場したのにはもっともな理由がある。
まさに、アメリカンマッスルカーの時代を象徴する1台だったのだ。
スタイリングに関しては1968年モデルが最高であり、440キュービックインチ(7210cc)の排気量を持つエンジンはまさに伝説的な存在と言える。
29位:ベントレー4 1/2リッター
ヴィンテージ・ベントレーといえば、ボンネット・ストラップにユニオンフラッグ、そして第一次世界大戦で活躍した複葉機を思わせるコクピットがお約束だ。
現代のモデルとは異なるペダル配置とノンシンクロのギアボックスのお陰で、このクルマの運転は簡単ではないが、その操作方法さえ理解出来れば、いまもこのクルマが比類なきドライビングの愉悦を味わわせてくれることに気付くだろう。